H2のゲーム語り。(MARINE Blue-jewelの部屋)     

H2のゲーム語り。(MARINE Blue-jewelの部屋)

こちらはH2によるゲーム語りのコーナー別室『MARINE Blue-jewelの部屋』です。
椎葉棕櫚様作のこのソフトについては、あまりに語りたいこと多くて別室作っちゃいました。
全コラム、ネタバレに配慮しつつも私情と主観のみで語っておりますが、失礼のないよう間違わないよう引かれないよう頑張ります(←おい)
真面目なファンの方々と椎葉様には今からごめんなさい…このぺーじ(も)はげしく壊れてます…。

※ ソフト名は以下MARINEと略させていただきます


いんでっくす
MARINE基本事項。
MARINEぷれふぁーすといんぷれっしょん
MARINE語りを読み漁る
MARINEファーストプレー(Nエンドを見るために。)
あえてバッドエンドを見てみる。
餌付けの理由とセキニン。(ジェード氏)
爽快ヒーローを素直に狙う(ウィリー氏)
コンプのためのはずだったのに(オリバー氏)
ツボだけど誤解しまくってやっぱツボ(カミロ氏)
ジェード氏の動向まわりで考察??
カミロ氏についてさらに色々。
シメのよしなし。



 『時のはざま』とっぷへ

MARINE基本事項。

フルネーム:MARINE Blue-jewel〜アナタに足りないもの〜
作者様:椎葉 棕櫚様
入手場所:MARINE Blue-jewelオンリーサイト(椎葉様のSILVER★STARゲーム部屋からゆけます)
本体以外に必要なソフト:なし




MARINEぷれふぁーすといんぷれっしょん

MARINEの存在を知ったのは、SILVER★STARさんのゲーム部屋をたずねたとき。
椎葉様のソフトでははじめて(←H2の知る限り。)年齢指定がついていたのでちょっとドキドキ。ギャグとバイオレンスか…し、指定つくようなバイオレンスって…?
(←よく考えたら、H2はこの指定でびびるような年齢でもないことに気づく。まーいっか)
しかしキレイなタイトルじゃのう(←じじい口調…)。綴り方にこだわりを見て取れる。
というわけでオンリーサイトを見に行き、広告画像を見て直感。


『コイツは暴れてくれるっっ!!』


メイド姿でなぜか手錠だけど勝ち気笑いで拳銃! のチェリーちゃん(だけ)にしばし盛り上がる。
配色も好みだし、俄然やる気に。
すとーりーもさりげにヤバげだし!
サバイバル? 戦闘とか下克上あり? っとか、相手見極めてうまく取り入ったり策謀を巡らすのか?(←てかそこで盛り上がるか?!)

…っておいおい、まわりの殿方ちぇっくしよーよH2。乙女ゲーなんだしさ。いや、乙女ゲーはまずヒロインすよ。ヒロインがはっきりしてる場合、ヒロインがよくなきゃヤル気にならんのです(主張)。
(ヒロインといや次回作の彼女もかわいーです。おしとやかっぽくてステキ。てハナシがそれてる…)




MARINE語りを読み漁る

…と思いつつ、なかなかDLできず。
(時間なかったし親のパソだし、うっかりDLしてほっとくと親が「いらんもの」と勝手に解釈して消してしまう可能性あったので。現にライブメーカー本体なんか、事実関係分かるまで5回くらい消された…あんまりや…)。
よって後日時間ができたときはDL段階からはげしく盛り上がってました。

その前はぽつぽつと語りのページにお邪魔しては読みまくり(マンガは、本編やってないのであえてみませんでした)。
そこでまた妙に盛り上がる。

H2は慢性的に暗いせいでなのですが、設定段階ではえっっらい暗いハナシを作りがちなんですよ。
それこそ救いがないよーな、公開したらヤバイんじゃないかコレというような…
(『精霊使い』も『ルセイアンの休日』シリーズもほとんど、ハメツの物語っていっていいほどそこから入った)
でも作る段階になると、これはあまりだろと思い直したり自分がそこまで描けなかったりして、設定ばさばさ変えたり切ったり。
もちろん、作れてるもののレベルは全然違うけれど、でも似た過程ふんで作ってるんだ、と思うとなんか、ああ自分も間違ってなかった〜なんて、妙に感動したりもして。

H2的にはあの語りにはマジ頷きっぱなしでした。
タイトルが大文字小文字まぜまぜの理由も納得。
てなわけで、ひとりで勝手に盛り上がりつつ、まとまった時間ができるのをしばらくの間伺っておりました。




MARINEファーストプレー(Nエンドを見るために。)

サイトを作りリンクを置かせていただいた頃、よーやくまとまった時間が取れるようになりました。のでDL…しようとおもったらパッチあり。
臆病者のH2はどうしよーかとちょっと迷いました。
…でもいーや、とにかくやりたいし! とまったらその時はその時だい!
ってなわけでDL。もちろん評判のムービーも。
で、驚愕したわけです。


『チェリーちゃん歩いてるよ!! アニメだよっ!!!!』


個人作のゲームでアニメシーンが…このこだわりはすごいですよ…思わず心の片隅で自分を反省したりして(←心の99%はひたすら盛り上がってました(爆))。

絵を描く手間がすごいだろう、というのは予想してましたけど、レンダリングが一時間とかかかる、ということは知識なくて、そのかぎりない忍耐を考えたらかなりマジに卒倒しそうでした…←こらえ性なっしんぐでスミマセン

まあ、それはともかく念願のファーストプレーです。
H2はなにも考えないと、狙ったようにノーマルか、でなきゃかなりヒサンなバッドエンドにいきつくことが多い人種(つまり中途半端。)なため、とりあえずそのヘンのセンでカクゴを決めてプレーしました。
そうしたらバッドは免れました(いろんなヒトを血相変えて探したため←ネタバレ配慮)。
それでも、あえて? ノーマルを見た甲斐はありました。

もちろんイベント、エンディングそのものがよかったのもありますが(←美人のお姉ちゃんに救けてもらえた♪ お菓子屋エンド楽しそう♪♪)…
とにかくふつーに自然にプレーしてるだけで、攻略可能キャラ全員と接点ができる、というかいいとこ見れるんです。
コレはH2的に、心憎いです。
自然に魅力を知り、狙う気になるので、おなじコンプ前提でプレーしてても楽しさ倍増になるんですよ。
たびたび出没する憂いをおびた優男が気になり、さわやかヒーロー少年に盛り上がり、何の気なくケーキをあげた(※)くーるな兄貴になつかれ、ひたすらヤなやつと思ってたムチ男が意外といいやつな上可愛いと気づいたり…
キャラの魅力はもちろん、構成のうまさに本当にうならされました。

もちろん、ねらえないキャラたちとのイベントもおろそかでないし、謎や伏線はあるしで非常に遊びごたえがありました。
長さ的にも「よしあしたは次のキャラ狙おう☆」と思えるくらい(←長いと疲れてコレが“来週”になる)で丁度いいし。
つまり、ファーストプレーですっかり惚れ込んでしまったわけなのです。

…ちなみにどのキャラも素敵だったけど、マリンちゃんの可愛さには完全のっくあうとされました。萌えです(主張)。あんな子いたら自分の子じゃなくても可愛がっちゃいます〜。きっと、いや絶対、船内のひそかなアイドルだったに違いない。

(※ じつはこれが固有の流れだと気づかず、「ああ餌付けしちゃった〜ならしょーがないセキニンとります♪(←おひ。)」っと途中からジェード氏をさりげに狙ったりしたのですが、選択肢やフラグの条件を落としており、当然落とせませんでした。
H2のファーストプレーはいつもこんなんです。「真夜中の〜」でもこのパターンでカレにおいてかれました。見ない方がいいかもというほどの悲しいエンディングに、最初にいきついたワタシって…)





あえてバッドエンドを見てみる。

次にあえてバッドエンドを見てみました(爆)。
可憐で薄幸なオリヴィアちゃんにつれなくするのはイヤなのですが、心の底で謝りながら行方不明の彼女を探さないでみました。


エンド見た瞬間ほんとうにごめんなさいでした!!!


…いやね、チェリーちゃんも考えすぎかもしれないけど…まあバッドになると分かってて選択したおいらは100%悪いんだけどさ…結果が結果ですからな…。
うううもうしませんごめんなさいです〜(泣)

っというわけで速攻! 次のプレーに入りました。





餌付けの理由とセキニン。(ジェード氏)

いよいよキャラ攻略っす!
「あるフラグ」が必要か否かを考え合わせ、最初の犠…もといたーげっとをジェード氏に設定しました。
いえまあ…餌付けのセキニンを取りたいっつーのもありましたけど(爆)。
ふとみせる知的なホホエミがナイスガイだったってのもありますけど。
(←彼のみならず、MARINの殿方はときおりふとみせる表情がたまんなくいいです。正直ときめきます! 椎葉様ありがとう!!)

途中、彼のおかげで決められた時間、厨房を自由に使えるようになるんです。
そこで作ったケーキを「これは恩ある彼に差し上げるのがスジでしょう!」と思ってあげに行くと…
その後、それとは全くカンケイなしに?(ってか固有の流れで)彼に慕われるようになってきます。
そう、二回目からは、さすがに固有とわかるのですが…
ここでついうっかりケーキをあげに行き、ついうっかり「あっケーキ効果?」と思ってしまうと最初のワナにはまるわけです(笑)。
(で…色々ハズしてノーマルだととりあえず彼ねらわにゃたまらんキモチになるんですな。これってH2だけ?)

で、攻略ページみつつどっぷりとハマってみたわけなのですが。
…ネタバレ配慮なので、断片的に。
(未プレーだとよく分からなくてスミマセン)

・ヘンジしないとウルサイからとしかたなく? 相手している=クールなくせに振り回されてるとこがなんともカワイイ…。
・突如のないすばでぃ発言には「どーゆー口説きかたデスか(笑)?!!」と叫びました。
・「それでいい」ってなんですか?! 狙われてますか計画的に(笑)?!
・こらっ! 流すな、悪ガキ大将(爆笑)!!
・寝ているカノジョのとなりでふっつ〜にご就寝って…ステキすぎだ(←マジ)
・初登場からちょっと言動壊れてたけど(あの、フシギなくらいの悪の支配者風ゼリフってば…)、どんどんクールがぶっ壊れてく彼がスキ。
・しかし感情が高ぶってもいたずらに声を荒げないとこがやっぱり、クールでかっこいい。助けに来てくれるとこなど特に。
・…ちなみに「先に下ろした」は信じました。方便だったら寒すぎ、てかあの幸せなエンドにはいってないですよね。よっしゃ!


彼がいろいろと画策するのも、ひょっとしたらひたすら『チェリーちゃんらぶらぶ』から発するものかと思ったら、愛しいよーな、『がんばりって、何?』なよーな。
なぜってもしそうだったら、ジェード氏もなんかフビンだし…
マトモな頑張りのはずが結局、色仕掛けにしかなってなかった、ということになると、チェリーちゃんも可哀相すぎですし。
(このネタについて、もっとつっこんだこらむはまた後程。)
まあこのルートではチェリーちゃんも彼を好きになったからゼンゼンいいんですが(はぁと)。


ちなみに…
彼クリア後、彼のチェリーちゃん救助しーんをもとに、他キャラのを予測(妄想。)して勝手に怖くなる。
えーと、彼がピストルだろー、ていうとムチ男はやっぱムチで…謎の商人(え゛)はあの鉄拳もしくは売り物のツボ(え゛)で、船医のもと助手は……
いや、どれも生命がない選択肢でハラハラドキドキでしたとも! 特に最後!!
もちろん誤解でしたけどね。ウィリー君以外は…はあよかった。





爽快ヒーローを素直に狙う(ウィリー氏)

タイトルにはこう書いたものの、ワタシ的にはやっぱり彼はウィリー“君”です。
というわけで以下君付けにさせていただきます(爆)。

「あるフラグ」が必要か否かを考え合わせると、次の犠せ…もといたーげっとは速攻カミロさんでいいよーな気がするのですが、ワタシだったらあそこでアレは返さない(え゛)ので、あえて再プレー。

で…
数秒うなって選んだのが謎の商人? ウィリー君。
なぜか。なんか気軽に話せるカンジ(ってかすでに固有イベントで話してた)だったから。
言動もみてくれもなんか爽快だし。
(ってかカミロさんの謎はなんか深そうなので、取っときたい気がしたから、というのも一因です)

ネタバレ配慮の感想としては、
・青髪大好き人間のH2は彼を見た瞬間嬉しくなりました(←それでいいのか)。さわやかな色気があって、かつカワイイ容貌だし。
・色気といえば、湖のスチルは似合いすぎて素敵すぎ! 濡れてるふたりがさわやかにせくしー。これからの季節のデスクトップに是非?
(しかし誰だ追ってきたの…万一船長だったら情けなすぎだ…)
・あの無敵の鉄拳はあの忘シリーズのヒロインたちのDNA? すかっとします!
(…ツボじゃないことを祈ります(笑))
・『念じろ!』って…あのノリは最高です。気軽にノリよく話せるっていいですね♪
・わざわざ助けに来てくれた。しかも約束アリ。ああ、ひーろーだ(喜)!!
・彼の正体はなんか納得(ゲーマー的に?)。そうか、やっぱりそうだったか!!(喜)
・付き合ってみて、実は…と知って、愛しさが増した。あんなさわやかにふるまってても…いや、全体がさわやかだからチャームポイントになるのかな…。
・どーでもいーが、チェリーちゃんにひざまくらしてもらってる彼がすっごくうらやましかったです(←何故)

エンディングは一瞬意外でした。すぐに玉の輿、じゃないとこがパターンじゃない。
でもちょっと考えたら納得です。なんか、それまでのふたりを見てると急に帰るほうが不自然。
そのまま世直し道中とかかましそう…いやかましてくれて積極的にOKです!
このふたりならひょっとしてその後も、ただ素直に家に納まるより、そっちの道を選ぶかもと考えたりしました。ツーカイにソーカイに活躍してほしいです♪





コンプのためのはずだったのに(オリバー氏)

次に攻略したのはオリバー氏。
これはあくまでただ単に、「あるフラグ」が必須なので、忘れないうちに彼。
そんな理由でした。
ふっとチカラぬけたときの顔がかわいいし、困ってればたすけてくれるし、しっぽ髪もポイント高かったし…ですが、どーもH2的には苦手だ、とそのときは正直なところ、思っていたのです。

しかしマンガのようなことがゲームでは起こるものです。
チェリーちゃんとイベントを重ねるたびに、彼をすきになっていきました。

・ムチ男なくせして、実は女の子のことはからっきし…それだけならまだしも、それを素直に口にしたのにはちょっと驚きました。絶っ対「お前なんか嫌い」っていわれるだろーなーと予測していたのに。
・過去のハナシなんかもわりと素直に冷静に…。おお、ちゃんと自覚あるんだ。これって尊敬できるとこ。なかなかいないと思うぞ、こういうヒト…。
・彼をおちょくりたくなるチェリーちゃんに超共感(うろたえてるあんたが見たいのよって、はい、まさにそのとおりでした(笑))!
・でもおちょくりすぎるとマジ怒ったり。そんなとこが等身大なカンジで、ああ、人間と接しているのだな、と思ったり。
・なんだかんだ言っても口でかなわなくて絶句してしまい、フォローしてもらってしまっているところに妙にリアリティを感じたり。
・ていうか、つっこんで、なおかつフォローして…をがんがんやったから、ホントのカレと接することができたんだな…ヒトは付き合ってみなくちゃわからないのだ、としみじみ。
・チェリーちゃんも無意識にとは思うが、へこんだとことか素直に見せてたしな。それがあったから? 会話の手綱さばきもうまかったし…だから?
(そこんとこのさじかげんみてると、彼女は人付き合いに天賦の才があると思うです)
・らぶいべの展開にもっともうなった…あんならぶらぶ〜なシーンのあと、ケンカ。兄弟の相克? が絡んでちょっとどろどろ。しかし最後にはココロから人を気遣う彼がみられ、兄からの承認と… いい意味でもっともドラマちっくだったと思いました。
・徐々にムチなし男になってる彼を見てよしよしと思う(←え゛)。
・ってか、誰だこんな素直ないい子にムチを与えたのは。それがなけりゃーもっと人気あったはずなのに(←彼の人生において。人気投票では見事1位とってます)。いや、人気あったらあのカレはいなかったか。フクザツ。
・とどめに(事情があってとはいえ)子供の相手もしてあげるし、なんと小動物ずき…は〜、反則だよ! げーむがおわってからH2の好意度が50はあっぷしちゃったじゃないですか(爆)!!


っというわけで、今はオリバー氏もすきです。
とくにしっぽ髪と動物ずきがポイント高しです!
シアワセにしてあげたい…ていうかきっと、一緒にシアワセになってくカンジですね、彼とは。

…ひょっとして彼とチェリーちゃんがシアワセになるのが、シアワセ度数一番かもと思ったりもします。
彼はムチ男じゃなくなるからまわりもちょっと安心だし、彼も愛情に飢えなくてももういいし、ジェード氏もなんか、彼へのわだかまり吹っ切れてるカンジがするんです。
ってか、オリバー氏、100%生命助かるし。
なんども死んだっぽいテンカイ見ると、ちょっと罪悪感がでてくるので。


以上なんとなく、さくさくしてない感想になってしまいました。
リアリティっていうか、等身大の青年と接してる感がとってもあるんですよ。そこがいいんですけど、感想としてうまく言えない…うーん、もどかしいっす…。





ツボだけど誤解しまくってやっぱツボ(カミロ氏)

うーん…このひともどーしてもカミロ“さん”なんだよなあ…というわけで以下“さん”づけとさせていただきます。

最初見たときに「ツボだ!」と思いました(H2は優男系に弱い。)
しかし、攻略は結局一番最後になりました。
それは、なんとなく謎が多そうだったのと、たぶんやっぱり一番好みだったのでしょう(爆)。
しかし彼にはいろーんな誤解というか誤測というか(妄想といっちゃいかんです)をしまくりました。

注:これらは全て誤解です。
・あまりに微妙な表情をするため、「実はこのひとが影のドンか」と思う。
 その場の言動が下っぱっぽいのはつまりドナルドダックってなことで。
・「船医の助手をしていたのですが…」と言葉を濁されたところでまた誤解。
 1.今は船医“が”助手。(下克上じゃな…でもふつーな方だよ)
 2.今は女性スタッフのヘッドハンターっていうか、人買い。(暗黒すぎ…)
 3.今は数少ない男性スタッフ(爆)(ス、スミマセン(平身低頭))
・実はクイーンだったりして…
・胸ぐらつかまれシーンにて。「どーして幹部が捕虜と関係あるんだろ? ってか一体誰死なせたの?(え゛)そっか、きっとルイス君の妹がカミロさんのこと…(以下略)」(人聞き極悪な上に妄想開始…)

これに加えて、上であげた、チェリーちゃん救出は…というのもある。
すすすす、すみませんっっっ!!
まあH2の場合、妄想が暴走するのは好き(←大迷惑)ってことですので、許してやって下さいませ。クリアした今は全部とけてますから誤解。

すこしネタバレ気味ですが…
カミロさんとのらぶらぶの展開は、H2的に“納得度”が最高でした。
語弊ありますが、ある意味“メインルート”なんじゃないかとも。
MARINE語りを読むと分かりますが、『MARINE Blue-jewel〜アナタに足りないもの〜』は、チェリーちゃんとお相手が、自分に足りないものを見つける物語でもあるんです。
なかでもチェリーちゃんは「オトコの手は借りない。何でも自分で!」と思っている→それが崩れる(男性を頼ったり甘えたりできるようになる) というふうになるのですが、崩れる前のチェリーちゃんがもっともわかりやすいのが、カミロさんとのらぶらぶだと思うのです。
崩れる前の彼女の信念がはっきりとコトバで語られるのは、おそらくこのルートだけではないかと。
(崩れ行くチェリーちゃんは、どの殿方でも拝めますが(はぁと))
そしてカミロさんも彼女の信念に対し、はっきりとした言葉を返しています(『…だからこそ守るのは、男性だと思います』ちょっとうろ覚えです)。
この言葉、MARINE語りから読み取れる『MARINE Blue-jewel〜アナタに足りないもの〜』のメインテーマそのもののようにH2には思えました。
そしてその後の2人も、それぞれ自分の道を歩みつつ、でもらぶらぶ。
頼るけど、時に甘えるけど、依存はせず、でもらぶらぶ。
これって『足りないもの』をみつけることができたふたりの、理想の姿のようにも思われるのです。

もちろん(以上で語りまくってきたように)ほかの3人とのらぶらぶも、それぞれの意味で一番だと思ってます。H2の優柔不断をさしひいても、総合一位は選べません。っていうか全部です!

…しかしここはカミロさんについてのこらむなので、カミロさんについてのうわごとでシメさせていただきます。

・カミロさんかっこいい! ていうかかわいい! 長袖も半袖もリボンも手錠(え゛)もすっごく似合う!
・おしとやかでアタマよくてマジメで強くて…正直ツボっす! H2もアナタのためにならクッキー焼きます(←大迷惑)っ!!

…ありがとうございました。

※カミロさんについても、もうちょっとつっこんだこらむを近日アップ致します!
(書いてたら長くなりすぎて分けただけということは思いっきりあります(爆))





ジェード氏の動向まわりで考察??

ジェード氏の動向について…。
ていうか、彼が許可したアレまわりについて。
実はH2的にナゾが多かったです。
ので、ちょっとばかり考察してみようかと…
とはいっても、あんまり深くないです(長いだけ?)。正直一番おわりのところ以外読み飛ばし可能でございます(爆)


●厨房の使用許可について
当初『マリン=ジュエル号』では女性は料理のシゴトはしないが、厨房の使用もできない、ということになっていた。
その理由はおそらく、
・食事はコックにやらせた方が確実にうまいもの食べられるから
・一服盛られないですむから(爆)
・食料・燃料・水の使用量の計算ができるから
…だと思います。

※ 3番目は途中、港で補給ができるし大した問題じゃないよーな気もしますが…
『マリン=ジュエル号』は王側の意向を無視してこっそり運行されていた(こっそり…とは明確に言われてないが、公認もされてないし実態もああだし、すくなくっとも堂々とではないだろう)→予算はたぶん目立たないよう、他の科目に紛れ込ませて取ってそう→っていうと予算オーバーするのは特にまずそう っと考えるとやっぱモンダイかもと思われます

ジェード氏が許可した、厨房の自由使用はこの3番目のとこでモンダイが出そうな気がするのです。
万一多くの女性が一挙に厨房にやってきてお菓子づくり始めたらあっつーまに粉とかなくなっちゃうのです。
へたすると今夜のメニューがヤバくなる。
よくそんな危険な決断をできたな、と思ったりしたわけです。
厨房の主であるコックさんたちにしても、自分の仕事場を勝手に使われるのはよしとしないだろうし…

そんなわけで、厨房の使用許可の背景はH2的にナゾに包まれてます。


ただ、集まるったって厨房の広さで人数の限界があるし、そしたら使われる食料の量もたかが知れてくるし…
そもそも、ぶっちゃけ幽閉状態にある女性たちが、すこし余暇が増えたからってさっそくお菓子づくりに来るか? というモンダイもあるし…
っと考えると、別段とんでもなくかっとんだ決断でもないのかもとも思えてきます(自爆)。


●自由出歩き許可について
ちなみにこれと同時に許可された『出歩き自由』ってのも、すごく大きな、もっと言えば無茶なくらいの決断だと思いました。

実のところ出歩きは、事実上すでに自由でした(掃除してれば何も言われない→掃除用具ぶら下げてさえいれば、ほとんどの場所に自由に出入りできたはず)。
よって、事実上ほぼ無意味だったルールを、実態に合わせただけ。と見ることもできるんですが…
ルール=権利や行動の制限(で、プレッシャーをかけること)は、ヒトを管理するための一般的なツールです。
それをなくしたりくずすということはすなわち、そのルールで維持してた管理を止める、ということになるので…
船内の女性たちの自由出歩き禁止をなくしたということは、その点でのみだけど、船内の男性と同じ権利を女性に与え、管理をやめた、てことなので…
しかも移動の制限、というのはホントに、キホン的な拘束ルールなんで。
移動の制限が解禁されたら、次は行動の制限解除、言動の…(→絶対服従ルールの廃止)とつづくわけで。
つまり自由出歩き許可は、これを契機に、なし崩しにマリン=ジュエル号の“規律”がなくなってくことも考えられる“危険な”決断と考えられるのです。

まああんな“規律”はじょーしきでいえばとっととなくなっちまえ〜なシロモノなのですが(笑)、オシゴトとしてそれを維持しなきゃいけないジェード氏の立場から言えば、これはホントに、背任にさえ問われかねないようなことだったと考えられます。


●まとめ。
以上より、あのふたつの自由化はいろいろ難しげ。かつ、船内の“規律”維持管理においても、管理係のジェード氏本人にとってもリスクは大、と言えます。
なのにジェード氏がそれをできたのは、どうしてだろうと考えると…
考えられる理由の候補はこんなんです。

・ジェード氏の管理者経験が浅くて、それらを許可するリスクに充分気づいていなかった。
船長は気づいていたが、チェリーちゃんのあばれっぷりを見物したいためおもしろ半分で許可した(爆)

・ジェード氏的に、リスクなんかけっとばしたくなるくらいチェリーちゃんらぶらぶだった(はぁと)
そしてそんな彼を見物したい船長がおもしろ半分以下同文(ん?)。

・実は弟への屈折した思いから。
オリバー氏がチェリーちゃんに反対していたから、自分は賛成して、しかも実現させちゃうことでチカラを見せつけて…(なにげに腐女子的発想(爆))

・いや、実は全部冷静に計算済みだったとか
(デイジーちゃんの同盟は焼き討ちを具体的に企んでいた。その位鬱積したものが溜まっていれば、フンイキででてくるし、ガス抜きは必要だと分かるので…まあ、そうだとしたら手後れだったみたいだけど…)

・いーや、実は全部“逆に”計算済みだったとか
(規律をゆるめることでたまったうっぷんを噴出させ、危険分子のボロを出させるため、とみせかけて危険分子による放火を成功させるため。伏魔殿でもなんでも焼けてなくなっちゃえばぜーんぶおしまいっすから(←え゛))

・実はそもそも、どっちも大した意味付けのあるルールでもなかった(爆)。
今まで変わらなかったのは、単に誰もかえろといいに来なかったから(核爆)。
(…ぶちこわしだ(自爆))


以上、ぜんぶ全てビミョーです…
でも3番めネタのSSはぜひとも読みた(強制終了)





カミロ氏についてさらに色々。

たとえ相手が敵でも、信頼は裏切りたくない。裏切る誘惑に駆られることも、その誘惑に負けることもある。裏切ったことに言い訳はできず、自分を責めてしまう。
これを甘くて軟弱というか、過ぎるほど律義かつ人間臭いというかはおそらく、その人を好きかどうかによると思いますが、H2は後者です。
カミロさんには非常に共感するんです。
H2はわりと、これに近い思考をする方なんです。とくに誘惑に負け、うまく言い訳ができず、自分を責めてしまうことはしょっちゅう。
よって、親友を“裏切って”しまった自分を許せずにいる、うまく言いわけもできずにいる、罪悪感から謝罪すらでききれないでいた彼は、他人のようにはどうしても思われないのです。
敵であっても信頼されたら…という“甘さ”も自分にあるのは分かってますし。
(実のところカミロさんがかけられていたのは、正しい意味での信頼ではなく、こういう律義な奴だしルイス君いるから裏切れはしない、と足元見られての“信頼”なんじゃないかとも、人の悪いH2は思ったりする。それをあえて“信頼”と考えたのは人間というものの弱さゆえ、なんじゃないかとも。)

もっとも、彼が軟弱のほうではないというのには、根拠があります。ただおとなしいだけではなくかばうときにはかばう、言うことは言う。
それはおそらく、相手が女性だったから、そして、少なからずひかれていたチェリーちゃんだったから、そして彼女が危険にさらされていたから…というのがあると思いますけど、理由はともかく彼は、ひとをかばうことができた。それは充分、強さの証だと思うのです。
ホントに軟弱な人間は、そういう場面ではなおのこと、ヒトをかばったりできませんので。
ジェード氏との一触即発シーンの度胸とコトバの鋭さったらほれぼれしましたさ。
そして救出シーンの堂々としたりりしさは最高です。
これらは真っ直ぐに行動するチェリーちゃんと接するうち、そして彼女を守りたいと思うようになるにつれ、目覚めていったものだろう、とは思いますが…
オリバー氏に怒られたってかぶったたかれた時かばってくれたのは、それよりも前のことですから。

ここまで書いて恥ずかしいことに気づく。自分と似た思考している人を誉めまくったら、あるいみ自分も誉めまくることになるじゃん…
いいえっH2はパターンが似ているだけです。どっちかっつーと軟弱です。強さが足りないですから! もっというと属性かんぺき暗黒ですし(自爆)
…これ以上自分を省みると泥沼にはまりますので次行きます。





シメのよしなし。

戦争を武力で終わらせるには最終決戦が必要なのデス。
っていうとケンノンですが、↑のでおわったらそりゃないだろうと思いまして。
短いながらシメのこらむをつけたさせていただきます。


実はほんというと、デイジーちゃんやオリヴィアちゃんについても書こうと思ったけど…

・デイジーちゃんは強気なイメージなのに最後に弱さが露見する
・逆に最初ひたすらか弱かったオリヴィアちゃんは、徐々に秘めた強さを見せてくれる

この構成って見事な気がする…って結局三行で終わってしまったり
(キモチと分量は比例しない…自爆)。


・ルイス君とオリヴィアちゃんて美女と野獣かっぷるv 実にいいのうv

…一行じゃん…


っとか。


・お姉ちゃん、なんでマリン=ジュエル号に乗るハメになったんだろう?
・船長とどんなイベントがあったんだろ…しょーもないけど、大切なヒトって…?

…結局考えたけどうかばなかった(涙)…


っとか。


・マリンちゃんにとにかくもえもえ!

…16文字じゃん…
(キモチと分量は反比例する?)



…っとかのこともあったりしましたのですが。

とにかくホントに、面白い…というよりむしろ、やってて楽しいゲームです。
しかもネタの宝庫です(え)
もしも未プレーの方がいらっしゃいましたら是非!!





あんまりうまくまとまりませんでしたが、これにてこのページの更新を正式に終了致します。

ここまでながながとぶっこわれきった乱文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

最後に、ここまでかめばかむほど…なMARINE Blue-jewelを作ってくださいました椎葉様に、あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

椎葉様の作品は、どれも絵もきれいだしシナリオもいいし(ギャグもシリアスもらぶらぶも…)、ヌルゲーマーのH2にもむずかしすぎないし、こんなことを言うのは偉そうですが、絶対楽しめる、後悔しないって安心してDLできるんです。

それではほんとうにこのへんで失礼致します。


2007.02.11 放射冷却で寒い午後、自室にて