「G+P−RPG 人名辞典」
G+P−RPG 人名辞典
注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである
(や)
勇者
グラスター人 (名前、性別、属性はプレイヤーの自由) 19歳
出身:カルア島パルウェーラの街
カルア島パルウェーラの街に住む若者。
街で目にする帝国兵の傍若無人ぶりに憤り、同志とともに蜂起する(正伝系)。
戦いの旗印として“勇者”を名乗るが、実は邪神復活を察して転生してきた“聖剣の勇者”(後の“勇王”)アムラスその人である。
それでも今後、大陸の歴史においてこの若者がどのような存在になるかは、プレイヤー次第である。
動向:
・『正伝』ではもちろん挙兵。
・『外典』では別段挙兵しないまま幸せになっちゃったり、王都に留学しちゃったり、イシュタル様の部下になっちゃったりとかも。
・彼(彼女)のシアワセは正直、プレイヤーの皆様次第です(ひっかけはないようなものですので)。どうか、かわいがってやって下さいまし。
特記:
・そのままにしていても人や獣に好かれる、不思議な魅力を持っている。武力よりもコネ(←めーちゃんはコネでしょう…多分)よりも、これが一番のアビリティ。
・それゆえあまり油断してるととんでもない? 事態に巻き込まれたり。お目当ての方以外は構わない方がいいです。
ユージン・オーウェン ――“僧兵”
グラスター人 男性 33歳
出身:カリアドラード海地方漁港ベイル
ベイルの漁師の家庭の出身。
とある事件でキルケゴール博士に生命を救けられて以降僧兵となり、プレアディス潜入行においても一貫して博士の用心棒をつとめてきた。
性格は明朗快活で親分肌だが、誰にでも対等に接する。また思いやりあつく、目下のものへの面倒見もいい。
シスター・サティに自分でも気づかぬほどの淡い恋心を抱く。
動向:
・『正伝』『外典』でも、博士と一緒。
・サティさんとらぶらぶになってく様子は『正伝』系で見られる。『外典』でもやっぱらぶらぶになることはかわらず。
・サティさんとは本当にイイコンビ。ふたりのたのしげーなごーけつ笑いは一時間に1回は響いているよーな。『勇者軍』、隠密行動不可能っていうかまあいいや。
特記:
・実は昔は仲間とつるんでそれっぽいカッコをしてのし歩いていた“なんちゃって僧兵”だった。でも博士に救けられたのがきっかけで、ホンモノの僧兵になった。
・ごっつくてでっかくてスキンヘッド、でもにこにこで子供たちには大人気。陽気なサティさんともども、遊びに行くと大歓迎されるヒト。
・つまり太陽のようなおじさんです。年齢的におじさんは酷かもだけど、本人全然気にせずにこにこ。いいひとです。
ユーノ・モーリード ――“女戦士”
グラスター人 女性 20歳
属性:風N
出身:王都エレイン
勇者の側近にして友人。シスター・サティの親友でもある。
極めて冷静にして無口だが、時折思いもよらぬ冗談で周囲を驚かせることも。
王都の武官家モーリード家に生まれ、祖父の“戦斧の”エイハブに武術の手ほどきを受けながら成長。
少女の頃、身体の弱い母親の療養のために一家でカルアに移住してきた。
武家の血ゆえか武術を非常に好み、移住後も地元の師について修練を続けた彼女は、蜂起の頃にはすでに、あらゆる武具や体技を使いこなす優秀な戦士となっている。
動向:
・『正伝』『外典』でも、勇者といっしょにいる。
・攻撃もコトバもスルドい。実に強い。トドメがかり…?
・彼女ともらぶらぶになれる。
・いちばんの親友はサティ。まんざいこんびともいう。
・ぷりんせすたちと割と仲よくなる。ビックとはとくにウマがあい、食べ放題のハシゴやタッグ攻撃までかますように。最凶。
特記:
・くーるびゅーてぃーなぽーかーふぇーすでぽんっと肩に手を置いたかと思うと、ステキな冗談で周囲を凍らせてくれる。
・『女は貴様に用がない』など、名言? 多し。
・おじいちゃん(エイハブ)大好き。そのためかひそかに? おぢさましゅみ。
・勇者と会ってからは勇者を(も?)好きになる。
・すまーとなのに実はとてもよく食べる。ビックともそれで仲良くなった。
・無口でりりしくてすれんだーで背が高く、白い武装がよく似合い…ってどこかで聞いたな…とりあえずカッコよさから女性ファンが多いし、美少女ぶりから男性ファンも多い。そんなヒト。
・おぷしょんで“すいかきらー”。想像すると、あのシーンの絵づらってば…。
ユーミル・レンダー ――“老師”
グラスター人 男性 享年83歳
属性:?
出身:王都エレイン
ウィンザート家の設立当時より、同家のブレーン兼護衛官をつとめてきた人物。
大変温和ながらも、あらゆる武芸や魔法、戦略に通じる。
御四家襲撃事件のさい、皇女ビクトリアを連れてウィンドウッドの森に落ち延びる。
以降、自分の弟子のガジェスとともに師父として彼女を養育した。
だが十数年後、帝国兵による闇討ちのさい落命した(ユーミル老師襲撃事件)。
動向:
・どのルートでも0カンで世を去っている。
・しかし「おっしょさまが〜(ビック)」「じっちゃんが〜(ガジェス)」と名前登場率は高し。
・とどめに、エルリックとのらぶらぶエンドでも(名前が)出てくる。亡くなってる方々のなかでは、多分シャンティア様の次くらいに有名。
特記:
・美しい銀髪と紫眼のもちぬし。若かりし頃の美貌ときたら、どこかのおうじさまのようだったという。
・ガジェスには「じっちゃん」と呼ばれているが、実は祖父でなくおじさんである。おじいさん的容貌でおじいさん的ソンザイだったから。ややこしいぞがっちゃん(爆)!
・ビックの(まるでバグかと思うほどの)テーブルマナーと高い政治的見識は彼の教育によるもの。ってか、老師襲撃事件まえは、ビックもまずまずふつうのお嬢さんだったのです。人よりちょっとわいるどで魔犬よりちょっと大食らいですが(矢の刺さる音)。
・お料理うまいです。男子たるもの料理ができなきゃというぽりしーがあったというか、シュミだった(爆)。ガジェスの料理はもちろん彼直伝。
ユルムグンド ――“聖剣”
アーティファクト 男性 年齢不詳(100歳くらい?)
属性:聖
出身(身分):匠の里(超重要アイテム)
微光を発しているのかと思われるほどの清冽に美しい刀身を持つ大ぶりの剣。
みてくれに違わず、絶大な威力をもつ神剣である。
勇敢なココロをも有し、使い手に勇気と力、勝利をもたらす。
大魔王ドノンによる暗黒時代の直前、とある匠により作り出される。しかし彼はかたく心を閉ざし、誰にも抜くことができなかった。そのため、アイテム狩りに来たドノンの手下もがらくたとしか思わず、そのまま倉庫の隅に転がされていた。
後に三勇者が匠の元を訪れたときに、アムラスと運命の出会いを果たし、生まれて初めて鞘から抜かれた。
グラスター建国後は、平和が訪れたことの証として、また後の世に国を脅かす戦いが起きたときのためにと、カリアドラード海地方のとある神殿に封印され、まつられた。
帝国軍はこれを、邪神をも斬る強大な力を手に入れ、かつグラスターの精神的支柱を奪う目的で探索していた。
動向:
・『正伝』ではカリアドラードで登場。展開によってはかってにおしかけてくる。
・『外典』ではやっぱりそのへんで。とはいっても、バラントからかっとんでいくんで実感なし?
・コルダーヌとはいつもぎゃーぎゃーやりあっているが、実はらぶらぶ。
・勇者のよき兄貴分?
・シニカルだったりわめいたり説教かましたり忙しい。
・ひさびさに目覚めたせいか、最初は「わたし」なんぞと言ったりするが、だんだん「俺」に統一。言葉づかいも無事? ぶっ壊れていく。なお最初の設定(匠に作られたときのデフォルト)は「我(体言止め多用)」。
特記:
・主を選び、余人の接触を拒むチカラがある。融通は利くけど。
・長い名前のくせに、名前を短縮されるのがお好きでないらしい。ゆーちゃんというと絶句し、ゆるごんというと怒られる。だからってちゃんづけはイヤらしい。
・特殊魔術『ユルムグンド』の呪文で分かるとおり、秩序三神が一『自由神』のチカラをうけし神剣。
・彼ら、三神器が生まれたときにはまだ聖神はいなかった。だから、彼らのもっているのは本来は“聖なる”チカラではなかった。
・よって聖剣、などの呼称は、邪神を倒した功績から。ただし、これにともない聖神の祝福も受けているため、聖なるチカラも扱える。
・戦いは嫌い。だけど、戦闘はエンジョイすらする。余裕もって戦い勝つ。聖剣として最も都合のいい性格。ひょっとしてユルムグンド(精神)は、そのために念入りに調整された人工人格システムなのかも。古代って………。