「G+P−RPG 人名辞典」     

G+P−RPG 人名辞典


注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである



(た)

“大地母神”
霊的存在 女性格
属性:大地
 土の精霊王と聖神の力が融和したところに誕生した神。
 『立てる者に実りを、横たわる者に安らぎをもたらす』慈愛の女神と称される。
 一説には“天帝”の妻であるともいわれている。
動向:
 でてきてない。
 ただし外典の序盤でクリステラが、彼女についてとんでもないことを言っている。
 イシュタル挑発のためとはいえ…よくバチがあたらなかったな…マジ…。
特記:
・彼女の力で生き物が育ち、生けるものたちに安らかな眠りがもたらされ、死者は土に返る。
・HP回復系魔法の大家。“オオヤ”ではない。アンデッド回復もできます。
・そのくせ、彼女主幹の攻撃魔法と来た日には。
・そう、実は戦神より強いらしい(爆)。


タキトゥス・ヴァイン ――“竜騎士”“竜将軍”“ドラゴンおやじ”
グラスター人 男性 35歳
属性:大地N
出身(身分):カルア城(領主家)
 カルア島領主家の末子として生を受ける。
 母を早くに亡くし、父と年の離れた兄は政務に忙殺されていたため、幼時から人間よりも竜に親しんだ。
 そのためか、領主家に流れるいにしえの竜騎士の血のためか、竜と真に心通じることができる希有な人間である。
 青年期に父を亡くし、兄が領主職を継いだのだが、このしばらく後に兄のすすめにより騎士として王城エレインに出仕。サラディン大将軍やキルケゴール博士らと知り合い、親しくなる。
 なかでも大将軍とはよく剣術の稽古や試合をし、年齢や身分をこえた親友のような間柄となったのだが、彼の邪悪な本心を見抜くことはできなかった。
 のちに兄が帝国軍により反逆者として処罰された際に、カルア島に戻り領主職を継ぐ。
 民のためにと帝国の支配を受け入れはしたものの、帝国兵の横暴に目をつぶらねばならないことも多々あり、苦い思いをしていたところへ“天帝”のお告げを受ける。
動向:
・序盤から登場。
・正伝系では最初の(練習用…?)ボスにして新規加入キャラ。外典系でもいずれは共闘と、どっちにしても味方になる。
・どらごんらぶらぶ。正伝系の場合、べるしーとの恋も奇跡によりかなう。しかし外典系でも、ひそかにかなってるっぽい。うらやましいぞ!
・Nルートなら本領発揮、『ドラグーン』→『ドラゴンジェネラル』と進化。クラス特性が強力すぎ(すべてのどらごんに愛されるって…)。
特記:
・発言は超シビア。しかも繊細で色っぽい容貌でおだやかぁにほほ笑みながら……
・でも帝国勢への防波堤になってたホネのあるとこでも愛されていたのです。
・“のらぐーん”“のらごんじぇねらる”……忘れましょう。それがいいです。


タミール・ガルダイン ――“破壊騎士”
グラスター人 男性 33歳
属性:大地L
出身(身分):エレイン地方クリュアの街(騎士の家柄)
 アカデミー時代からプレアディスへの隠密行まで、キルケゴール博士の護衛をつとめた騎士。
 帰国後は博士とともにグラスターのレジスタンスに加入。しかしまもなく、婚約者の病が悪化したとの報を受け、あとを弟子マリノスらに任せて帰郷する。
『狂戦士の血筋だが、それを克服するため代々の男子はすべて騎士となる』ガルダイン家の出身。彼も例外ではなく、普段は温厚な人物だが、一定以上愚弄されるととんでもない暴れ者になってしまう。
動向:
・正伝でも外典でも、動向は同じ。キルケについて一旦レジスタンス加入、その後仲間と弟子に任せて帰郷。
・勇者らがレジスタンスとしてエレイン地方にたどり着いたときには、いつわりの包帯を解いて加勢、獅子奮迅の活躍を見せる。
・そして戦乱終結の直後、無事病を克服した婚約者と結婚。なんかロマンあり。
特記:
・マリノス君のことを実の父親のように見守る。
・ふだんは温厚で実にいい人で、みんなから慕われている。よってキレても誰かが止めてくれる。たんこぶできるけど(爆)。
・どれくらい温厚かって言うと、敵の悪口で彼がキレるころには、まわりはすでに5回くらいキレまくっている。そんなくらい温厚。
・ばーさーく(狂戦士化)しないでもふつーに強い。でも、ばーさーくすると、城門とか一刀両断する。アムラスや勇者とちょっぴしおそろい?(爆)


ダンテ ――“魔犬”
魔犬 男性 16歳
属性:炎C
出身(身分):クロック山(野生と思われる)
紫色の体毛を持った魔犬。
子犬の頃、クロック山中でキルケゴール博士に保護され、育てられた。
長じて後、自らの意志で使い魔となり、博士に仕える。
魔犬の中でもひときわ大きな体格を持ち、とくに防衛能力に優れる。
サラディン大将軍の飼い犬である魔犬ジュリエットとは恋仲である。
動向:
・なにがあろーとつねにキルケと一緒。
・親同然のキルケには(一応)絶対服従。姉貴分アイリンの言うことも聞く。ジュリエットとはらぶらぶ。
・しかしほかに対してはタイド巨大。同様にタイドの巨大なビックとは、種をこえた宿命のらいばるどーしと言っていい(爆)。同レベルでケンカしてるし…。
特記:
・ジュリエットが加入してからは、コンビでぷりちーな犬あくしょんをかます。とくにわんこずきにはたまらないかも。
・↑絵がないので、アタマがふたつあり、体高は人の背丈くらいあることを完全に忘れてしまう。ヤバいです。(萌)


チェスター・リィン ――“騎士”
グラスター人 女性 22歳
属性:炎L
出身(身分):王都エレイン(平民だが、武官・武闘家も輩出)
 さわやかな笑顔と桜色の軽鎧がトレードマークの女性騎士。
 騎士団におけるガジェスの同期で、仲間のひとりとしても親しい交友があった。
“常に前向きで、率直だが押し付けず、かといって突き放さずに見守る”ナチュラルで優しい人柄で、仲間うちでも自然にリーダー格となっていることが多かった。
 そのためレジスタンス『王都守護騎士団』結成の際にも、彼をはじめとした仲間たちにサブリーダーにと望まれ、以降ガジェスの右腕としてチームを面倒見てきた。
動向:
・正伝ではさわやか笑顔で登場。外典でははっきり出てない。まあ、レジスタンスのときゃガジェスの近くにいるはずなんだが。
・旅立つガジェスの後を継いで『王都守護騎士団』のリーダーになるのはおんなじはず。
特記:
・別名“桜色のかわいこちゃん”。
・ショートカットにさわやか笑顔。しかも性格マトモ。ポイント高し。
・モデルはとくになし。一応ファイヤーエムブレムしりーずにでてそうなカンジをイメージしたつもりだった。


“智神”
霊的存在 性別不明(両性とも無性とも。)
属性:水(一部風)
 水の精霊王と聖神の力が融和したところに誕生した神。
 流れと流れるものを司り、学問や技術、流通や商売に加護を与える。
 また水をあやつる力も強く、竜神ともかかわりが深い。
動向:
 でてきてない。魔法でよばれるのみ。
特記:
・慣例として、三人称は“彼”。別段彼女でもいーのだけど。
・いわゆる智恵の神。なんか、水系に学問系・魔法系多い理由ってこのへんらしい。
・双頭の竜の姿をしているとか、双子の姿をしているとか、はたまた両性具有だとか容姿は不思議系と伝えられている。
・代表的なゆかりの地は、クロック地方ヴァレリー神殿。もともと過去の戦いで死した者たちの御魂を鎮める目的で立てられたとこだが、当地は霊水もわく水源地であり、峠ゆえに商業もさかんだったことから、いつしかそれ関係メインの智神神殿と習合した。


ディムロス ――“土人形”
アーティファクト 男性(一応) 年齢不詳
属性:大地N
出身(身分):カルア城(庶務兼警備ゴーレム)
 カルア城の工房で生を受け、城つきのゴーレム(騎士団籍)として働いていたクレイゴーレム。
 ゴーレムたちのなかでも高い能力を持っていたため、タキトゥスらの旅立ちのさい、出撃メンバーとして選ばれた。
 学術士志望の騎士スレイダーとは特に仲がよく、のちに彼が学術士になったときにはそのパートナーとなった。
動向:
・ずっとグラスターレジスタンスにいる。
・地味だけど、つねに活躍している。一番の見せ場はなくなってしまったが…(特記参照)
特記:
・ボツイベント:スレイダーのクラスチェンジ カリアドラード城でのイベント。カルア組一般兵、騎士スレイダーは学術士になるのが夢だった。このたび密かに勉強してたのが実ってクラスチェンジ条件を満たした。しかしいまや騎士として頼られる彼だけに、まわりも騎士を続けて欲しいといったりする。このときディムロスが彼のかわりに剣を学ぶと宣言して友の背中を押す。超無口なだけに、宣言がボディランゲージなとこがちょっち笑えるが。
・特別な主を必要としないタイプのゴーレム。感情と自由意志をもち、論理思考と言語を操ることもできる。世間話もできるっす。


“天帝”
霊的存在 男性格
属性:風(ただし強い聖属性を帯びている。正式には天属性とよばれる)
 風の精霊王と聖神の力が融和したところに誕生した神。
 天と気象を司り、“求められ紡がれる理”――社会秩序や正義、理想、法や論理に加護を与える。
 光や風をあやつる力も強い。
 彼自身聖属性を強く帯びており、おなじ聖属性にして天の住人である天使や天神たちの束ね役をしている、名実ともに天界の主というべき存在。
 天使の光輪と翼を帯びた壮年の姿をしているらしい。
動向:
 イシュタル関連でかなり出てくる(彼女のボスだから)。クラスチェンジイベントや、女王としての即位式にもやってくる。
特記:
・“天帝”はあだ名。べつに世界でいっちゃんえらいワケじゃないです。仕切りたがりやさんだからなんです。声でかいです(爆)
・天使、天騎士などを統括するおじさん。死んだりして天に迎えられた英雄(含むアムラス、シャンティア)も彼の管轄。つまり神聖系は一括して彼が束ねてる。
・イシュタルさんのボス。キルケとジュールさんとイシュタル・フィリス両天使のパワーアップをしてくれるヒト。ていっときゃここではじゅーぶんのよーな気も。
・天空父神とも言われ、“大地母神”と対の存在として語られるコトも。
・“三日月の女神”とはロウとカオスでライバル関係。でもあの様子はいっそ仲よさげ。
・人のつくる(願う)秩序の司(物理法則とかの秩序は“世界神”の担当)。よって詭弁OK。イシュタル抜擢もそれを駆使したっぽい…。
・聖光、雷撃、陽光の魔法に力をくれる。回復魔法はおもに状態異常回復や復活で、HP回復量は“大地母神”系のほうが多い。


東洋眼鏡君(本名不詳)
ジャポネス人 男性 年齢不詳
属性:?
出身(身分):ジャポネス島(本草学者)
“流れ者”グレンの昔馴染み。ジャポネス島から、彼を追ってやってきた。
 その途中、グレンの敵の情報を掴み、それを報せに来る。
動向:
 グレンを仲間にしてると帝国国内でいきなしでてきて、人のよさそうな笑顔で帝国兵をなぎ倒し、悪気のない様子で指定ぎりぎりモノのこあいハナシをする。
 しかし結局グレンは『勇者軍』にのこることを決意したため、ひとりで帰国していく。
 つまりはロウルート限定のゲスト。
特記:
・本名不明。一見若いが年齢不詳。考えてないだけともいう。
・小さめのフレームの鼻眼鏡でひとのよさそーな糸目。でも、言動は……
・しかもあれ、伊達です。(!)
・外して顔の筋肉いじると別人のよーに精悍なカオにもなるんだろーな。はは。
・ちなみにカッパの下にはハリとか薬物いっぱい仕込んでます。仲間にしたかったかも。


ドノン ――“大魔王”
魔界人 男性 享年453歳
属性:?(死亡直前には完全に邪だったらしい)
出身(身分):魔界(高位の大魔王)
 かつてエトランド大陸を武力で蹂躪し、暴政を行った(この時代を暗黒時代という)大魔王。
 その目的は、虐げられた人々の負の感情のエネルギーをもって“邪神”を生み出すこと、その“邪神”を使って混沌の世界を地上に築くことにあった。
 しかし、その野望はアムラスら三勇者により阻止される。
 追いつめられた彼は自らの生命力を糧に、邪神を誕生・降臨させるが、その大きすぎる力に彼自身の存在が耐え切れず、滅びてしまった。
動向:
 ハナシで出てくるだけ。本人は消滅してるので出てこない。
特記:
・ひとことでいうと元祖大迷惑男。でも彼がいなけりゃ勇者もおらず、……
・魔界では元老院メンバー。シェラスとメールとつるんでたっぽい。
・その力は巨大で、地軸すら捻じ曲げた。おかげで温暖湿潤だったプレアディスは極北の地に。
・奴の所業は、たぶん欲求不満のなせるワザ。魔界だと影響力が強すぎるからそんなハデなことできないし。いうなれば人間界に遊びでナドラーガをつくってみよーとしたってかそんなカンジ?
・おかげで大魔王=恐怖と悪の代名詞に。めーちゃんが正体を隠してた理由はここにあるのです。
・冗談ネタにできるほど、辛い記憶も世の人々から薄らいできているのだけれど…。