「G+P−RPG 人名辞典」
G+P−RPG 人名辞典
注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである
(さ)
サイバー・ダスターニス ――“賢帝”
プレアディス人 男性 享年65歳
出身:プラティス河地域のどこか(詳細不明)
大魔王ドノンを倒し、邪神を封印した“三勇者”のひとり。手にした神器が聖典アーカーシャであったことから、聖典の勇者とも称される。
冴えた頭脳と冷静さで、パーティーのブレーンをつとめた魔法使い。
大陸を暗黒の支配から解放した後、故郷や周辺の復興のため、新国家プレアディス帝国を興す。
初代帝王として即位した彼は、機智に富んだ為政をしき、帝政の基礎を築いた。
妻との間に長女エルノアをもうけるものの、彼女が12歳の年に世を去った。
動向:
・登場していない。アーカーシャの思い出話で名前が出るくらい。
・しかしその出し方は…。
特記:
・サイバー氏。その人物像は、“すっごいクールでつめたいアイリン”だそう……
・エルリックを包囲する魔獣をアイリンが、氷の魔法でちゃちゃっとしたとき、恐ろしげになつかしげに見たのはそのため。ダブるものが彼的にはあるんす。
サティ・ファルナー ――“シスター”
グラスター人 女性 20歳
属性:大地N
出身:カルア島パルウェーラの町
勇者の幼なじみにして側近の修道女。
実年齢よりも若い外見と内面を持ったおてんばシスター。
あらゆる類の疑問に満ちた世に答えを見つけるために神の道を志し、現在修行中。
おおらかで純粋で、彼女の行くところ笑いと奇跡と騒動が絶えない。女戦士ユーノの親友。
動向:
・勇者大好き。とはいっても、相方? のゆーちゃん(ユージン)には負ける。
・その純粋さから、天界の方々のお気にいりである。もともと、ロウじゃないんだけど。
・あるちゃんとコルダーヌと彼女。ひとはそれを最強トリオと呼ぶ。
・『正史』では、勇者蜂起のさい、ともに出撃。戦いをかき回しつつ(爆)肝心なとこではばっちりフォローしてくれる。その一方で、ユージンとの絆を深めていく。
・『外典』でも、やっぱり勇者と一緒。メルヘス以外は。それがきっかけでらぶらぶにはなれないけど。
特記:
・戦乱終結後、聖女に列せられる。
・勇者の側近の中では誕生日が早いため、彼女は20歳。とはいっても、彼女が春生まれで初夏に蜂起、だからこうなっただけ。生まれた年はおんなじ。
・渾名つけ魔。というか、略称使い魔。ホントは勇者も、あーちゃんとかゆーちゃんとかそんなノリで呼ばせたかった。
サブリナ・ルシータ ――“水の魔戦士”
グラスター人 女性 18歳
属性:水N
出身(身分):クレスタの町(平民)
カルア島の港湾都市クレスタにてごくごく普通に生まれ育つ。
クレスタの学校を卒業した後は、カルア城騎士団魔法隊に入隊したが、時勢柄レイオフ状態であり、仲間とともにクレスタの自警団に所属していた。
動向:
・カルア組女性ズのなかではリーダー的存在。
・同僚のラスク君(レンジャー系)は彼女がちょっぴり気になるらしい?
・『正伝』『外典』とも…蜂起後、仲間たちとともに志願して出撃部隊に入り、初期メンバーとしてともに旅立つ。所属が『勇者軍』か『皇女軍』かは展開による。
・ガッコやテリトリーが勇者たちと違ってたので面識なかった、らしい。
特記:
・もともと魔法系いこっかなーと思ってたが、キルケも来たし、で万能系いくことにした。しかし、これが大当たりで大活躍する。よっていろんなイベントで出現。
・ウインクがばっちり決まるイカしたカッコイイさん。スカしたセリフもさわやかにキマる。
・でも必殺技は“サブリナ・ローリング・ウェーブ”。彼女のネーミングセンスって…??
サライ
ザルダス人 享年30?歳 女性
属性:?
ザルダス領主ベロス、彼の元部下アークになんらかのつながりのある女性。
アーカイ砦で年少者たちの養育係を勤めていた時期もあるらしい。
動向:
・Gルートでは故人で、名前が出るのみ。でも、すごく重要そう。詳しくは特記にて。
・Pルートでは、例によってそんなことはなく、元気に生存している。しかし、名前すらでてこなくなってしまった。
特記:
・Gルートでは…ある作戦の際、ベロスは彼女(ら)を捨て駒にした。そのことはそれまで良好だったアークとの関係を一気に冷え込ませた。
・が、それ以上のことは不明。彼女も暗殺ギルドにかかわりの深い人物であり、その過去は闇に葬られて久しいため、ギルドの長であるベロスですらもそれを知るのに苦労したとか。
・ベロスが世を去った今、サライの秘密を知るのはアークだけだが、彼はそれを語ろうとしない……
サラディン・ラスナード ――“騎馬将軍”“大将軍”
グラスター人 男性 51歳
属性:炎C
出身:エレイン地方プリスの町
グラスター王国2代目大将軍。高度な東方剣術をあやつるヤマトナイト。
大陸一といわれるほどの騎馬術の腕前から、騎馬将軍とも称される。
王立士官学校を卒業後、武官として仕官。無類の女好きながら、優れた武芸で多くの武勲を残す。同時に分け隔てのないフランクな言動で人気を集め、ついには大将軍に就任。
だがその裏では邪神勢と通じ、プレアディス女帝を闇に染め、ついにはエトランド戦役を勃発させた。
強烈な支配欲と権勢欲をもち“力”を渇望していた彼は、大魔王シェラスから邪神復活の企てを持ち掛けられたとき、自らその手を取った。そして“邪神復活のため、戦乱を通じて血のイケニエを捧げる”という計画に、もっとも積極的に動いた。
彼の最終目的は、みずから邪神と融合して無敵に近いその力を手に入れ、全世界とすべての富、すべての女性を我が物とすること。
グラスター国領が帝国の支配下となった現在は、王党派の生き残りを装って放浪しつつ、恐怖の計画を進めている。
動向:
・基本的に全女性らぶらぶ(?)。っつっても実は“適齢期”の美人に偏りまくってるあたりがハンパ。おまけに、おしとやか好み。
・男はひとしくみな嫌い。とくに、女みたいに綺麗なカオでおしとやかで(自分には)えらくきっついセシルは大っ嫌い。つまり奴の評価基準は顔でなくカラダらしい(爆)
・白馬の騎士的登場しーん。直後バルトロミュー焼き討ち。さわやかな作り笑いで腕が立ち、実の言動うざ系。わかりやすく悪(爆)。
・『正伝』では登場当初ヒーロー。ただし、カンのいい人もしくはげーまーにはオープニングナレーション近辺で正体がバレる(爆)。
・『外典』では当初から悪とばれている。しかし周囲の言動がびみょーに冷たいのに気づかないあたり…。
特記:
・にっくねーむ・さらちん。これを最初に口走ったヒト・サティ。ふつーこーいう扱いは不憫だが、彼の場合全然不憫でない。むしろぜーたくなほどである(爆)。
・シェラスの入れ知恵で動いていた。戦役勃発前後のうまくいってた作戦は彼女のおかげ。
・で、バルトロミュー焼き討ちあたりから見捨てられてきたよーだ。軍馬に乗って放火ってのは彼の作戦。
・ビックと握手するシーンで、彼女を明確に男扱いはしていない。ひょっとして女性と看破している? 魔犬や天使にすら男扱いされる奴を…これって本能? それとも煩悩??
シィン ――“月影”
グラスター人? 男性 年齢不詳
属性:不詳
出身:不詳(エトランド大陸のどこか)
流れ者の青年。東方剣術の達人。
かなりの長身と玲瓏たる美貌、長くつややかな黒髪が目を引くが、言動は至ってクール。
愛用の長大な野太刀には“月影”という銘が入っている。
動向:
・大陸中を放浪している。特に仲間とかをもたない一匹狼。
・でもなぜかアークにだけは、わざわざ別れのあいさつに来た。
・どのルートでも、ちょうどあの当時ベロスのところで食客兼用心棒をしており、その後どっかに旅立つことはおなじ。
・ただし正伝でアークを仲間にしてないと、いつのまにかアークと合流している。…とっつかまった??
特記:
・出身、正体、動向、動機、心情、関係…謎ばっかり。
・彼もまた勇者と戦いたかったらしく挑戦してくるが、“抵抗もしない女子供という立場を利用して逃げるつもりなら…”と先手打つあたり、そーとーひねてます。
・アークと仲良かったんでないかな…本人たち否定するけど、いいコンビ。
・アークを『魔性の男』とのたまった。一体なにがあったのやら。
シエラ・マリーンガーズ ――“水魔女”
グラスター人 女性 18歳
属性:水C
出身:バラント鉱山地方バルトロミューの街
国境の街バルトロミューの長。
帝国の侵攻と、それにより荒れ行く故郷の現状を憂い、中立の町長となった。
事実上帝国の支配をみずから受け入れたこの行為により、バルトロミュー出身の極右過激派ブライアンとは争いの絶えない間柄となった。
命と引き換えに一度だけ、自分の血に宿る強烈な魔力を放出、大爆発を引き起こすことができる。
動向:
・リュラを含むヴィオレッタ親子となかよし。
・味方になると、勇者をあつく信頼。そしてやがて、女勇者とはよき友人に、男勇者なららぶらぶに。
・なちゅらる&ぶっ壊れ担当。アイリンとはベクトルがやや違うが。
・『正伝』ではしょっぱなっからブライアンとがなりあっており、キルケを絶句させ…。
・『外典』系ではしかしふつーに登場。
特記:
・瞳のきれいなナチュラル系。喜怒哀楽がハッキリしてて、純で可愛いタイプ。けっこーさわがしいが、不思議に和むよーな。
シェラス ――“大魔王”
魔界人 女性 509歳
属性:炎C
出身:魔界
妖艶にして美しい女性の大魔王。魔界元老院に属し、その中でも重鎮的存在である。
秩序をひどく憎み、混沌をこよなく愛する彼女は、大魔王ドノンの死によって平和になった人間界を再び荒らすため、封じられた邪神の復活をもくろんだ。
力に飢えた騎馬将軍サラディンを誘惑し、手先として利用しつつ、邪神のよりしろとして育て上げる。
かつて同僚であったメールとは、友人以上恋人未満の関係を築いた時期もあった。
動向:
・オープニングからもう出てる。そのころはさらちんとにやり笑いをしあったりして、まずまず上手くやってたらしい。
・でもバルトロミュー焼き討ちの頃には嫌気が差していたよーだ。まあムリないが(爆)
・『正伝』ではラストで勇者の前に現われるが、その間何してたんだろう。
・『外典』ではらどりん誘惑して、邪神の力を吹き込んだ…はずだがどっこい。
特記:
・黒のタキシード(ややフェミニン)がすげー似合うぐらまー美女。実はドレスもOK。
・女言葉と男言葉がいりまじる喋り方にどきっとさせられる。
・幼き日の一般兵君を、気まぐれで救命していた…というのはオリジナル設定。うっかりいいこともしちゃうあたり、真性のカオスである。
シガー・ドルジャス ――“野伏”
グラスター人 男性 25歳
属性:土N
出身:イリシア辺境地方クロック山
クロック山に住み、これを守るレンジャーのひとり。実行部隊の長をつとめる。
クロック砦奪回において、グラスターのレジスタンスに協力した。
動向:
・クロック砦奪回においてグラスターのレジスタンスに協力。これが『勇者軍』か『皇女軍』かは以下省略。
・そのさいルティアと恋に落ち、文通を始める。
・ゲリラとしちゃベテランで、エルリックとも何度か作戦をともにし、互いに実力(とひととなり)を認めあっている。
特記:
・アイリンに呼び捨て提案され、ためらいなく実行。あのぶっ壊れ『勇者軍』に一歩も引けを取らぬ(展開によっちゃ翻弄すらしている…)おちつきぶり。あんまし目立たないのにただものじゃない。
邪神
霊的存在 性別不明 ?歳
属性:邪
出身:ダラン山山頂ドノン宮殿
大魔王ドノンが作り上げた霊的存在。暗黒時代に生み出された負のチカラ、悪しき思念の集合体である。
すべてのものを己がためにのみむさぼり尽くす貪欲さ、そのためには神の祝福でさえ捻じ曲げ唱える邪悪さを持ち合わせた恐怖の存在。
ドノンはこれを自らに取り込み、強大なその力を得ようとしたが逆に取り込まれ失敗。
アムラスら三勇者が戦いの末にこれをいずこかへ封印した。
しかし近年、ドノンの同僚・大魔王シェラスがこれを見つけ出し、復活を企んでいる。
動向:
・いずれのルートでも、オープニングから出ている。
・正伝ではラストであの男とフュージョン(爆)。外典ではラスト手前でやらかしたりもするが、いずれにせよ倒される運命。
特記:
・さらちんの代名詞と化しているけど、もとはぜんぜん違う生き物。
・その証拠にちょっとは気品と威厳がある。比較対象がよくないのかもしれないが。
シャンティア・フィアリス ――“女王”
グラスター人 女性 享年30歳
属性:炎N
出身(身分):王都エレイン(王族)
アムラス王の四人の子息のうちの長女。御四家のうち、フィアリス家を設立した。
慈愛に満ちた善政を敷き、またその美貌と美声ゆえ国民から広く敬愛を集めていた。
帝国の侵攻に対し、自ら出陣するも戦死。親友ヴィオレッタのもとに、忘れ形見のリュラを残した。
動向:
・女王に即位後、従兄(いとこ)の男性と結婚。やがて一人娘のリュラを産んだ。
・だが夫はそのしばらく後、何者かによって暗殺される。
・おりしも帝国が不穏な動きを見せている時期であり、彼女は「自分になにかあったときはリュラを娘として育ててほしい」と親友のヴィオレッタに託した。
・彼女も父親同様、死後神として天界に迎えられている。
・そして展開によっては、リュラを守るため天界からライブ放送かましてくれる。
特記:
・もとは父の「デスティン」姓だったが、御四家設立の際、「フィアリス」姓になっている。これは家の守護者となった炎の精霊王との契約によるもの。
・この姓を負ったものには強力な炎の加護が与えられるが、かわりの他の属性の子が生まれることはなくなる…てやつ。
・そこは、ほかの四家もおんなじ。
ジュリエット ――“魔犬”
魔犬 女性 15歳
属性:炎C
出身(身分):不明(飼犬)
突然変異のため、大変珍しい桃色の毛並を有する雌魔犬。
穏やかな性格だが、戦闘能力はなみの戦士の比ではない。
もともとはサラディンに飼われていたが、恋仲であるダンテとともに戦うため、脱走してくる。
動向:
・なにがどーあってもダンテらぶらぶ。
・戦乱終結後ダンテと結婚。アカデミー構内に新居を構え、6匹のかあいい子犬を生む。
・もっとも、その後西の大陸にわたった後も、また子犬を産んでいる(2)。夫ともどもちょびっと白くなっちゃっても、彼女の方はまだまだ元気であるらしい?
特記:
・最年少女性キャラ! 花の15歳!!
・魔犬は人間よりやや成長が早いけど。
・おなじサラディン邸にて生活していたため、アイリン&イシュタルとは仲良し。姉貴分として慕っている。
ジュール・ソシエレン ――“退魔師”
グラスター人 男性 31歳
属性:風L
出身(身分):王都エレイン地方セレニアの街(聖職者)
生真面目だが穏やかな性格の退魔士。
代々聖職者を輩出する家柄の出身で、みずからも敬謙な神の信徒。
旧王立アカデミーでキルケゴールに弟子入りし、神学を学んでいた。
品行方正な行いのために評価が高い人物である。
動向:
・王都陥落の後、自分もできることを探して旅に出ていた。
・とちゅう偶然、旧知のヒンデンブルグらと行き会い、合流する。そしてそのまま“反乱軍”に参加した。
・その後クロック峠で魔女ルディアと出会い、恋に落ちる。
特記:
・代々優れた聖職者を輩出するソシエレン一族でも期待の星。でもその心中に抱いた思想は、じつは結構異端なカンジ。ルディアと共感し、愛し合うようになったのは必然だったのでしょう。
・でもそれを“まさか彼女の美貌とスタイルに惑わされてるだけなんじゃ?!”と思い悩んだのは“万一そんなことだったら彼女に対して失礼だ”との敬愛の念から。
・彼の必殺魔法「ランスオブ…」しりーず。その正体は、カスタム版(てか強化版)のセントアロー。優れた法力を持ち、退魔士経験も積んでいる彼だからできた離れ業である。
スレイダー・ランティス ――“騎士”→“学術士”
グラスター人 男性 19歳
属性:大地L
出身(身分):クレスタの町(平民)
カルア島の港湾都市クレスタにてごくごく普通に生まれ育つ。
クレスタの学校を卒業した後は、カルア城騎士団騎士隊に入隊したが、時勢柄レイオフ状態であり、仲間とともにクレスタの自警団に所属していた。
動向:
・『正伝』『外典』とも…蜂起後、仲間たちとともに志願して出撃部隊に入り、初期メンバーとしてともに旅立つ。所属が『勇者軍』か『皇女軍』かは展開による。
・ガッコやテリトリーが勇者たちと違ってたので面識なかった、らしい。
特記:
・笑うときらりと白い歯が光るさわやかくん。そう、クロック峠あたりで「きらーん☆」しているのは彼である。
・大地ロウ。のわりに印象が柔らかい、いちおうカルア組のまとめ役。
・ゴーレムのディムロスとはよき親友。
・クラスチェンジの時期に、騎士を続けるか、ディムロスとコンビ組んで夢の学術士になるか悩んだが、結局とびきり頑丈な学術士になった。描かれてないが。
聖神
霊的存在 性別不明 ?歳
属性:聖
出身:聖神殿(所在地不詳)
聖なる神。三勇者によるドノン打倒後、暗黒時代の邪気を払拭するため、聖アガタイが世界の人々の聖なる祈りを集めて生み出した。
すでに存在していた四大精霊王と結び“天帝”など四大神らを生み出した。
いまも聖なるチカラと意志ですべてのものを見守り、支え続けている。
動向:
ラストでちらっと声が聞こえるくらい。
特記:
・聖神には、生きとし生ける者や、この世の法則、存在に対する善意が根底にある。つーか、その現れ、写し身とも言うべきソンザイなんで。
・ゆえに子供達? もみんなそう。どの神にもダークな側面はやっぱあるんだが、それは悪意でなく、職能の裏返し、つーかそんなてーどのモン。悪意が根底にある邪神とは根本的に反対なんす。
・んー、つまり、いー神様っすよ。うん。(←おい)
・詳しくは「伝説」の項をご参照下さい。
“世界神”
霊的存在 性別不明 ?歳
属性:なし
出身:世界の始まりくらいからいるらしい。
“法理神”“三日月の女神”“自由神”という3柱の古神をさす。
時の流れ等の物理法則(アラインメントもこれに含まれる)などの秩序を司る。
彼らは聖神誕生以前の古い神で、彼らと四大精霊王の相互作用で世界ができたといわれる。
動向:
・“法理神”“自由神”は魔法系の話題で名前が出るくらい。
・“三日月の女神”はイシュタル様クラスアップとべるしー転生にてもうがんがんに出ている。ルディアの呪文でも呼ばれているけど、そんなのもう吹っ飛びます、はい。
特記:
・いちお、秩序の司だが、社会秩序とか正義とかは扱ってない。それは“天帝”のオシゴト。
・その存在が重要すぎて、逆に名前すら出ていない。空気のようなヤツらである。
・“三日月”ちゃん以外はね……
・かれらについても、詳しくは「伝説」の項をご参照下さいませ。
セシル・チェスティン ――“吟遊詩人”“暗黒騎士”
プレアディス人 男性 自称26歳
属性:風
出身:帝都アルシェス(自称?)
帝国内の地方領統治を全て任されている大領主。
皇家汚染のしばらく後に王宮にあらわれ、皇太子クラウスと意気投合。その当時から万事に優れた手腕を発揮していた彼は、士官候補生という身分ながら幼い皇太子の教育係をつとめ、その一方で任地ミドガル共和国における軍事作戦をも奇跡的な成功に導き大領主に任命された。
現在はみずから吟遊詩人に身をやつして各地方領に赴任、精力的に活動している。
しかしその一方で皇太子クラウスの側には頻繁に現われ、何かと世話を焼いている。
“雪から生まれたような…”と称される、極めて優美な容貌は二十年以上ほとんど変わらず、また非常な博識であることから、精霊族の血を引いていると噂される。
動向:
・ビクトリア、アイリンに接触し、あるいは帝国領主として、あるいは“反乱軍”の対抗勢力として利用し、戦乱の流れをコントロールしていた。
・正伝では、オープニングとバラントと帝都で登場するくらい。
・しかし外典になったとたん出番が100倍くらいになる。プレアディス視点のシーンのほとんどに出ているといっても過言ではない。
・クラウス、ヴァイス、セレスらぶらぶ。彼らへの責任をまっとうしようと頑張るお父さん、というよりはお母さん(爆)。
・カモさんと仲いい。ウェンディとはよいお茶友達。レイシアとはダンナと舎弟の間柄。
・っていうか、ビックをかわいいと断言する大陸でも非常に珍しい男性。
・サラディン大嫌い度では、アーカーシャと並ぶものがある。
特記:
・結局、しろくはならなかった(爆)。
・大領主のくせに諸国漫遊……てと、水戸………
・セレスとの会話は“セレス”“兄さん”といちいち呼び合い、お熱いばかり。まあな娘みたいな存在だしな…うむ。(←トリビア参照)
・ビックへの愛憎から出たセレスの独断といえる暴走行為もさして止めず、咎めず。溺愛? 余裕? 無頓着??
・あの彼女と結婚するのはうらやましいが、あの彼女と結婚したのは驚きだ。他の部分での会話を聞くと、どうも偽装じゃなかろうかとも思われる。
・究極はあの人との結婚。あらまほんとにやったのかいと一瞬びびります。
・彼の正体など、詳しくはトリビアをご参照下さい。
セレス・チェスティン ――“魔女”
プレアディス人 女性 自称26歳
属性:水
出身:帝都アルシェス(自称?)
大領主セシルの双子の妹。普段は領主職の補佐をつとめ、兄の留守中にはすべての職務を負うことになっている。
政治家としてのみならず、魔女としても国内屈指の能力を有するが、アカデミー等には通わず自宅で師について修行していたらしい。
バラント地方で出会った“風使い”ビクトリアを気に入り、兄の力で派遣領主の職につけ、何かと世話を焼いて可愛がっていた。
幼時より英才教育を施され勝ち気を装ってはいるが、心の奥底では兄を含めた周囲の人間の愛情に飢えている。
動向:
・正伝では、バラントとザラン砦と帝都で登場するくらい。
・しかし外典になったとたん出番が50倍くらいになるよーな。
・ウェンディと仲いいらしい。
・ビックをなぜか溺愛。展開によっては行き過ぎてタイヘンなことになる。けしてそっちのイミじゃなく。
・そしてなぜかヴィンセント君とらぶらぶに。
特記:
・セシルと容姿が非常に似ている(メイクと服装だけでカンペキ偽装OK!)ため、影武者を努めることもある。
・双子の兄より未熟な自分へのコンプレックスや、エリートとしての立場に常に悩み、苦しんでいた。内実はけっこう、普通の女性。
・…一卵性双生児です。マジで。(トリビア参照)
・“きょうだい”であるヴァイスと接点なかったのはセシルがそうしたからです。これもトリビアで。
ゼルティギア・ニコラウス ――“聖杯の聖騎士”“ゼルじーさん”
メルヘス人 男性 67歳
属性:地L
出身:メルヘス国タレイラの街
当代の“聖杯の聖騎士”。
本来は数年前に後継者に任を譲り引退しているはずだったが、その男が出奔したため、異例の長期にわたり聖杯を守り続けていた老騎士。
聖杯を託すべき勇者の訪れを、国内に身を潜め待っていた。
暗黒騎士カモミールの師である。
動向:
・正伝のデフォルト…一見、ちょっときゅーとなのんだくれじいさん。お気に入りのちょびっとデコトラなご愛用カップを手に、罪なき旅人にいきなし酒談義をぶちかましてくれる名物男。
・それ以外では聖騎士様。
・カモミールは今でも彼をいたく尊敬している。
特記:
・いくら邪神勢とかの目を誤魔化すためったって、聖杯で(デコりまくりの名前入り)、しかも町中で毎日飲んだくれてるとは……考えつくってのもすごいが、実行するのもすごいよ、じいさま。
・彼はコルダーヌを“コリー”と呼ぶ。ユルムグンドは“コルン”と呼ぶ。どっちが正しいかなんて、青春の真っ只中では誰も分からない(??)。
“戦神”
霊的存在 男性格
属性:炎
炎の精霊王と聖神の力が融和したところに誕生した神。
活力と炎を司る。
動向:
外典にて、ガジェスを白闘騎士にした。あとは呪文で呼ばれたり。
特記:
・…しかし炎属性の魔法に加え、クラスアップも実は彼の領分なんで、密かに毎日活躍して(こき使われて?)いる。
・ガジェスのボス。ゲンキの神ってカンジすね。だから、強いヤツがすき。強さの証明となる、戦いにカゴを与える。
・でもただのぼーりょく行為はダメ。それは、もともと聖神なんで。よってスポーツマンシップにのっとったり、騎士道にのっとったりは大好き。
・おおらかでかじゅある。ちょっとバンカラ…っぽい。
・くわしくは『伝説』をご参照下さい。