「G+P−RPG 人名辞典」     

G+P−RPG 人名辞典


注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである



(ま)

マリノス・ジェラード ――“騎士”
グラスター人 19歳 男性
出身:クリュアの街
属性:水N
騎士タミールの弟子である若き騎士。水色のマントがめじるし。
剣を取り戦うだけでなく、明晰な頭脳とおだやかな人当たりから総務屋としてのシゴトもこなせる頼れる人材。
キルケゴール博士がアカデミーで教鞭を取っているころから、師とともに護衛騎士をつとめてきた。
若いながらもしっかりとした仕事ぶり、安定した情緒と度胸から信頼もあつく、博士のプレアディス潜入のさいにもメンバーとして加わっていた。
帰国直後イリシア地方にて、師や主君とともにグラスターのレジスタンスに加入する。
直後タミールが帰郷しても彼は軍に残るが、以降めきめきと頭角をあらわしていく。
騎士アレスとは従兄弟どうしであり、非常に仲がよい。
動向:
・外典でも正伝でも、上の通りである。
・あの無敵のほんわか系さわやか笑顔(+一部のすきもないツッコミ)にはアイリン様も逆らえないご様子である…
・アレス大好き。しかしメールくんをいぢめているときの活き活きぶりってば。
特記:
・騎士タミールとはもともと同郷の出身で、家族ぐるみの付き合いがあった。ジェラード家はマリノスが幼い頃王都に引っ越すが、それでも行き来は(隣町だしな…)ひんぱんにあり、それが縁で弟子入り。
・水属性の傾向に違わず、彼もアタマがよくて勉強も好き。ちょっと魔法を勉強しており、実はけっこう使えたりする。作中では使ってないけど。
・おっとり系でちょっとぼんぼんていすと。お家はちょっとお金があるっぽい。
・外典で登場する彼の母上マリア様は、ちょっと見お姉さんにしか見えない。おまけにその界隈じゃ無敵らしい。強。
・おうちはオーベルジュっぽい。彼も料理をする。作中では変わった調理ばかりだけど。大学いもならぬ大学りんごとか、間引きメロンのぬかづけ(←戦乱終結後、絶対やってる…)とか。


“三日月の女神”
霊的存在 女性格 ?歳
属性:N〜C
アラインメントを司る“秩序三神”の一柱にして、月や星、想いや夢、幻などを司る自由奔放な女神。
正義でも形式でもなく、想いの強さに力を貸す。
邪神復活の兆しをみてとったアムラスが転生を決意し、しかし当時の上司の“天帝”にはそれを却下された(死亡してからの日の浅さから、せざるをえなかった)ときには、暗黙の了解のうちにアムラスを天界から連れ出し、メールのもとへ導いた。
動向:
・強い想いで転生を願うイシュタルさんを彼女の陣営にほしかったらしく、“天帝”と大論争かます。
・べるしーを転生させてくれた恩人でもある。ヒトじゃないけど。ちなみにこの転生は“天帝”も堂々OKだしている。
・なおフィリスを転生させたのは彼女じゃなく“天帝”。
特記:
・よく天界に遊びに来る。“天帝”とはケンカしながらも仲がいい様子である。
・詳しくは『伝説』のぺーじをご覧ください。


ミリア・マーランド ――“茜の”
グラスター人 25歳 女性
出身:王都エレイン
属性:炎L
茜色の尼僧服がめじるしの、チャーミングな僧侶。
学術士クレシアとは、婚約者にして恋人同士。
出身は高位の貴族で、やや世間知らず。
破天荒な言動でいつも騒動を巻き起こすが、悪気はなく無邪気。
動向:
・帝国兵との悶着もそれが原因っぽい。
・しかも外典でも正伝でもそのイベントってばあるし…。
・そして『勇者軍』参加の暁には、四魔将軍にむけてたのしげーにクリムゾンノートをぶっぱなす。アレの原形がセントアローだなんて、詠唱(???)きかにゃわからない…。
・正伝ではロウルートでのみ仲間になる。外典ではやっぱりなし崩し。
特記:
・登場時アシェスのおうちにいたのは、療養中だったため。ほんとに体調崩してたんです。
・芯はしっかりとしている。シゴトぶりも意外なほどまとも。『妹にしたいの(←ビックを)!』のまえには忘れ去られがちだが。


メール・フォルン ――“魔法使い”“大魔王”“水刃の”
魔界人 511歳 男性
出身:魔界
属性:水N
勇者の側近にして友人のひとり。
表向きには、物心つかぬ頃に魔法使いブランに引き取られた天涯孤独の青年。
師父のくれたお守りのおかげで怪力スキルを持つ、物腰穏やかな魔法使い…ということになっている。
しかしその実態は、魔界元老院の一員である中位の大魔王。
もともと彼は中立的立場を取っており、同僚ドノンの行動にも関心がなかった。
しかし偶然に勇者アムラスに興味を覚え、謎の魔法戦士(“水刃の”メール)に身をやつして追いかけるうち、その勇敢な魂に激しく惹かれるようになる。
そのためアムラスが転生を決意したときには手を貸し、転生が無事行われると自分も子供に姿をかえて近くに住む旧知ブランの養子となり、勇者の成長を見守った。
頭の回転が早く、話術に長け、実行力もある。性格はややエキセントリックだが、フェミニストの面も見られる。
動向:
・勇者のブレーンとして、ほとんどつねに一緒。
・キャラメイキングをしてくれるのも彼。
・彼ともらぶらぶになれる。
・勇者(アムラス)と彼とのカンケイはプレイヤー次第。彼はあくまで勇者を慕っているのだが…このあたりでイベントとエンディングが分岐。
・勇者大好き。相棒のアレスとは親友でもあるが、アレスのいとこのマリノスには歯が立たない。なおアーカーシャとは漫才コンビ、セシルとカモミールは天敵のようである。
特記:
・魔法戦士時代は、きまぐれに強制イベント戦闘を(専門用語。)仕掛けてくるが、だんだん救けてくれるようになり、最後にゃ友人かつ仲間になるってお約束キャラだった。
・おまけにロン毛だった。そしてまぎれもなくエキセントリック。
・今は基本的におしとやか。基本的にだが。
・実は武闘家としての能力は素のままですでに超人レベル(←大魔王だから。)であり、親しい友人はそれに気づいている。
・どうやら強い女性に弱いっぽい…。ただし勇者だったらどんな性格タイプでもいいみたいだけど。


メルル・メーテル ――“魔法使い”→“シスター”
グラスター人 19歳 女性
出身:クレスタの街
属性:風N
カルア島の港湾都市クレスタにて生を受けた。
クレスタの学校を卒業した後は、カルア城騎士団魔法隊に入隊したが、時勢柄レイオフ状態であり、仲間とともにクレスタの自警団に所属していた。
独特の口調、小柄な体格、おかっぱ丸顔、いつものんびりにこにこと、およそ戦場には似つかわしくない雰囲気の女性。
しかし心身のタフさは古参兵にも引けを取らない。
一般兵たちの間ではよきムードメーカーのようである。
動向:
・『正伝』『外典』とも…蜂起後、仲間たちとともに志願して出撃部隊に入り、初期メンバーとしてともに旅立つ。所属が『勇者軍』か『皇女軍』かは展開による。
・ガッコやテリトリーが勇者たちと違ってたので面識なかった、らしい。
・旧版クラスチェンジイベントで、クリスティナがトラウマを克服、シスターからヴァルキリーに転向したさい、かわりに彼女が僧侶になった。ていうか、僧侶専門になった。
・現在はっきり描かれてないけど、まあそんなもんです。
特記:
・魔法系。でもたくましい。よく食べよく寝る元気印。
・あのほにゃーんとした笑顔のまま、ふらいぱんでかるーく地球割れる系(爆)。
・ひらがなヘビーユーザーのひとり。人称代名詞、めるる。
・ひっさつわざはめるるくらっしゅ。「めるるのぱわー」をぶつけるとにかく破壊力満点のワザ。
・ホントの属性は風でなく「めるる」なんじゃないかと思われる…。


メロディ・ブレナン ――“聡明の”
ミドガル人 31歳 女性
出身:ミドガル共和国アデルトの街
属性:大地L
アデルトの町外れにある教会のひとり娘で、みずからも聖職者となった。
旅の途中で負傷したノームを介抱したことがきっかけで、彼と結婚する。
非常に利発な女性だが、可憐な外見に似合わぬ豪快な笑い声は人を驚かせる。
動向:
・正伝系、ミドガルで登場。『勇者軍』の手引きをしてくれるが、仲間になるのはNルートのみ。
・夫妻揃って仲間になるが、終盤で彼女だけ離脱し、エンディングで再登場。
・外典ではあんまり…。まあ、特殊エンドではおそらく、旦那と一緒にあのひとを手助けしていただろうけれど。
特記:
・ぶらすとぼいす…は、作中では出ていない。惜しい、惜しすぎる!! 内輪ネタではすでに必殺技扱いなのに!!
・<参考>しすたー系顔キャラズのひっさつわざ…ミリアさんの『くりむぞんのーと』、サティさんの『雷雲呼び』(←旧設定では、勇者に超失礼な扱いをしてくれたどっかの軍の支部に、カミナリを落とそうとしてくれたりした)、メロディさんの『ぶらすとぼいす』。ヘタな戦士魔法使いより攻撃力莫大なのは口にしてはキケン。
・なんでこんなに可憐なの。人妻なのに! がコンセプト?
・正史では、彼女の産んだ息子がなんと!! です。やりっしゅ!(←私情。)


モルドゥ・バーン ――“人斬り”
プレアディス人 37歳 男性
出身:帝都アルシェス
属性:炎N
パルディン卿亡き後、旧ミドガル共和国地方領の派遣領主となった。
東方剣術の流れを汲む非情の人斬りとして恐れられる一方、指導者としては人格者で人民からはあまり嫌われていない。
動向:
・『正伝』では、戦えば苦しむのは人民だからと、こっそり領地抜けてく勇者一行を見逃してさえくれる。さすがは現実主義のN。
・めぼしい剣士が『勇者軍』にいない場合だけだけど。
・しかし一騎打ちで負けて残す言葉ときたら…。
・正義を知り、明日を思い、なにより人民を大事にしている、器の大きな男性。のちの破格の大出世? もうなずける。
・『外典』ではエルヴィン&ラゼルのかっぷるをかくまい、彼らごと味方になってくれる(こっちでも、仲間としてパーティーに加わりはしない)。
特記:
・士官学校でのセシルの後輩にあたる。ちょうど入れ替わりなので一緒に在学はしていない。
・彼の人格と能力に目をつけたセシルが(ミドガル攻略中にもかかわらず…いや、だからこそ?)いろいろと世話を焼いて育てた。
・セシルの後を継いで派遣領主となったのももちろんセシルの肝入り。
・エル&ラズともお知り合い。ってかちょっと師弟のような間柄。
・銀の総髪、しぶい言動。実年齢は受ける印象よりずっと若いのがポイント。