「G+P−RPG 人名辞典」     

G+P−RPG 人名辞典


注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである



(か)

ガジェス・トランサー ――“戦神の”“白闘騎士”
グラスター人 男性 25歳
属性:風L
出身:ウィンドウッドの森
 レジスタンス『王都守護騎士団』のリーダー。皇女ビクトリアの兄弟子にして騎士。
 少年時代はウィンドウッドの森に住み、おじの老師ユーミルのもとで修行していた。
 老師が帝国の襲撃で死亡するとひとり上京し、王宮騎士団に入団。直後の王都防衛戦にて、皇太子クラウスと出会う。
 しばらく近郊を放浪、修行をつんだ後王都に戻り、生き残りの同僚ほか仲間たちとともに武装組織を結成。レジスタンス活動を行うが、同時にクラウスとの友情をも深める。
 騎士として頭角をあらわした彼は、ついには戦神に認められて白闘騎士となった。
 礼装のときには丁重、鎧や普段着のときにはフランクと、服装により言動がまるっきり代わる一種の二重人格者だが、おおらかで飾らず面倒見もよく、広く慕われる。
 あらゆる武芸をこなすが、剣の腕前は特に秀でている。
動向:
・老師の死後、騎士団に庇護を求めるためと、修行のため王都行きを提案するが、ビックは嫌がった。そのためしかたなく、皇女は死んだ、と口裏合わせて彼女を森に残した。
・暗ビック同様、自分のチカラに怯えるクラウスをほうっておけず、ムリヤリ友達に。
・正史でも外典でも、結局ビックのいるとこにいつく。デフォルトでは結婚。そして2へ…
特記:
・容姿はビクトリア父にほぼ生き写し(ビクトリアにもそれゆえ、似ている)。すこしさかのぼれば王家と血縁があるため?
・ほとんどプラチナに近い見事な金髪。髪は腰に届くほど長く伸ばし、一部分に赤い飾り紐をくくりつけている(まとめるためというよりは、装飾的に結んでいるカンジ)。


カモミール・ミーシャ ――“豪剣の”“暗黒騎士”
メルヘス人 男性 33歳
属性:風C(もとはL)
出身:メルヘス王国タレイラの町
 恵まれた体躯、身の丈ほどある大剣、いつも一緒の赤いフェアリーが目印の暗黒騎士。
 帝国の出兵のさい、傭兵部隊に属していたが、強いのみならず人望も厚いことから傭兵隊長に立身、ついには派遣領主に抜擢される。
 実は暗黒騎士になったのは邪悪な宝石の呪いに触れたためで、もとはメルヘス法王庁直属の聖騎士隊に属していた白闘騎士だった。
 若くして白闘騎士になり、次代の『聖杯の聖騎士』に任命されるが、ラドリアムによる『魔の宝石事件』により暗黒騎士に。八方手を尽くすが呪いは解かれず、表向きは戦死したことにして隊から除籍される。行く場を失った彼はひそかに国を出、傭兵となった。
動向:
・アルメイダとらぶらぶ。メールの天敵のひとり。
・イリシア派遣領主として、グラスターのレジスタンスと戦い敗走。その後、ルートによってはまた現れる。そのさい、ごつくなってる場合とひびが入っている場合とゼンゼンかわっちゃいない場合がある(爆)。
・そして『勇者軍』に加わった暁には、毒舌担当のひとりに…。
特記:
・深く下ろした前髪の下には、不吉な血色の大きな宝石(でこにはまってしまった…)と、呪いで同じ色に染まってしまった双眸。その不吉さは、なんも知らない人でも恐がって逃げるくらいのシロモノ。最凶あるちゃんとかは、てんでヘーキなんだが。
・いつも飲んでる赤ワイン。あれは、もともとの呪いでは血になる設定だったんだが、彼にもともと宿っていた祝福が、呪いをギリギリのかたちでねじまげたので。ちなみにワインは呪いが吸収してしまうので、肝臓は無事です(爆)。


ガーランド・ヨーク ――“忠剣の”“騎士”
グラスター人 男性 27歳
属性:大地N
出身:カルア島パルウェーラの町
 カルア城騎士団員からタキトゥスの側近となった騎士。竜騎士タキトゥスを心から敬愛し、彼が領民を守るため帝国に屈した後も、かわらず忠節を尽くす。
 性格は真面目、かつ気さく。人にも竜にも等しく優しく接するため、人気が高い。
動向:
・相棒のルティア同様、常にタキトゥスと行動を共にし、支え続ける。ただし、エンディングでは互いの栄転によりお別れすることも。
特記:
・作中で言われることはないが、いにしえの『竜の騎士』(ヒトコトでいえば竜族の恩人のひとり)の末裔。かれらは竜の血を引いているとも。よって彼も竜に好かれる。
・…マトモ。ほんとうにマトモ。


キルケゴール・ディ・ファスタール ――“魔法博士”“法皇”
グラスター人 男性 41歳
属性:水L
出身:王都エレイン地方クリュアの街出身
 文官の名門と称される中位貴族の出身。
 旧王立アカデミーの教授にして、2代目の魔法博士。
 現在の魔法の体系を確立し初代の魔法博士となったペルグス博士の一番弟子としてアカデミーに入学し、自らも合成魔法の理論をあみだして魔法博士の称号を得た。
 魔法学、神学、練金学に広く通じる彼のもとには、各方面からの弟子が集い、有望な人材が数多く育った。なかでも代表的な人物は皇女アイリンだが、彼女が3代目魔法博士となった数年後、彼はプレアディス本国の内情視察のため極秘裏に旅立った。
 帰国後は、打倒帝国そしてグラスター王家復興のためのレジスタンス活動に身を投じる。
 優れた魔力と戦術で実戦にも加わっているが、主たる役割は情報収集である。
 帝国による国境侵犯や御四家襲撃の際に姿を消していた大将軍サラディンに対し、密かに強い疑念を抱いている。
 非常に厳格で融通の効かない性格で、そのために敵を作ることも多々あるが、恋人であるアイリンが唯一最大の弱点である。
動向:
・常にアイリンらぶらぶ。でも姉貴分のイシュタルとは仲良くない。実はダンテとはアイリンより長い付き合い。
・タキトゥスやヒンデンブルグらと、王都にいた頃から交流があった。かれらにとっては恩人にあたるが…。
・プレアディスから戻ってきて、そのままグラスターのレジスタンスに加わる。軍師兼本丸防衛の大御所として活躍。
特記:
・おじさま。だんでぃなびちゅうねんまどうし。ただしアイリン専用。
・愛してた婚約者に裏切られた過去から女性不信に。でもそこから年下に走ったっていうのは(きっと)誤解。アイリン、精神年齢高いっすもん。
・政治もちょっとしたアクションも。ただの学者センセイではない。
・ってか光系。


クラウス・ダスターニス ――“暗黒皇子”
プレアディス人 男性 28歳
属性:水C
出身:帝都アルシェス
 女帝エルノアの一人息子。
 教育係セシルのもとで賢くも心優しく成長するが、幼時に浴びせられた邪神の吐息により、徐々に心身を浸食されていく。
 しかしながら彼は軍略に優れるのみならず、きわめて優秀な魔法戦士であり、グラスターの王宮騎士団は彼一人によって壊滅された。
 実のところグラスター侵攻命令は、最愛の母を守るため心ならずも受諾したものであったが、皮肉にもこのときの戦いぶりにより“暗黒皇子”の名は大陸中に轟くこととなる。
動向:
・勇者らぶらぶ、と断言して差し支えないと思われる。
・セシル、ヴァイス、クラウト、ガジェスと仲良し。すべて合縁奇縁の間柄だが。
・知的で悲劇な美形悪役ボスキャラの王道を行く。
・外典では相当狙わない限り、曲折あって勇者の仲間に。いまひとりの光の勇者として覚醒? して、白くなる(爆)。
・正伝では最後まで敵将として勇者と戦う。会った回数は少ないものの、勇者的にライバルとして認知される。展開によっては悲恋イベントも…。
特記:
・銀髪紫眼、知的な美貌、均整の取れた長身に月明かりのごとき静けさをまとった、だれもが振り向く超美形。
・でもって健気。いちどハマるとほっとけなくなる人物のようだ。
・用語の選択がときどき変。そしてときどき天然。元凶セシルも絶句するほど。
・ノームの息子エンディング…。ひょうたんからこまというか、どーやら、本当に転生してきているようだ(2デフォルト)。やったね(←私情)
・ホットミルクティが好き。


クラウト ――“渡り部”
グラスター人(ハーフエルフ) 男性 年齢不明
属性:風N
出身:詳細不明(国境の森の中でエルリックに拾われた)
 エルリックの養子にして側近のハーフエルフ。
 赤っぽい、派手な柄物バンダナをつねに額に巻いている。
 彼は幼い頃、国境の木立で泣いているところをエルリックに拾われた。このときまだ物心付いていなかったため、親と離れたいきさつ等、一切が不明である。
 少年時代は、やんちゃだが身体が弱く、さまざまな冒険をしては何度も死にかけるものの、プレアディス宮殿裏の森で遭難したのがきっかけで、皇太子クラウスと親友になる。
 2人は軍政改革が厳しさを増すまでの短期間、ともに外出したりして友情を育んだ。
 その後はエルリックのもとで本格的に『カシュームの土』の活動を開始。
 一般的なエルフより体力に優れるが、エルフ特有の能力(『樹々の径』)も高いため、実戦に出ることが多い。
 思考は柔軟かつエキセントリックで、ゲリラ戦をもっとも得意とする。
動向:
・エルリックのおとも(態度大)でらぶらぶ。
・『正伝』でも『外典』でも、エルリックをきっかけに勇者と知り合う。そして勇者らぶらぶに。
・アイリンと密談したり、ビックをえづけしたり、『勇者軍』と共闘したり、エルリックにより『土』ごと『勇者軍』にはいることになったり、クビ覚悟で愛する勇者にこっそり? お供したりするが、けっきょくずっと『土』のメンバーであり続ける。
特記:
・頭蓋骨大好きのぶっ壊れたハーフエルフ。
・実は元設定にいなかったオリキャラ。
・額のハデなバンダナは、クラウス君とおそろい。
・男女両勇者とのエンディングがある。男勇者とはいちおう友情。のはず。


グラン ――“屍術士”
プレアディス人 男性 年齢不明
属性:地L→(色々曲折)風C
呼び名・愛称:グラン、レイシア
出身:プレアディス国境の古都
 一見、年若い良家の子息だが、実際は何度もの転生を繰り返している屍術師。
 大領主セシルの旧知であり、彼とのつながりでプレアディス魔導研究省に籍を置く。
 彼はかならず自分とそっくりな若い男性を転生先にえらび、名前は彼のものを使うため、現在はもとの名前のグランでなく、レイシアと名乗っている。
 魔女ルディアの弟弟子で、かつては実の姉弟のように仲がよかったが、今は緊張関係にあるらしい。
 神妙にしていれば清らかにさえみえる容貌だが、実はその外見と詐欺と屍術と錬金術をたくみに組み合わせて荒稼ぎをしていた。
動向:
・正伝では終盤出てくるナマイキ系敵キャラ。
・外典では終盤出てきておいしいとこをかっさらってくアニキ。視点や展開によっては味方。外典Gルートではなんと仲間にもなる。展開によってはエンディングまで…
・セシルとセレスには一応服従しているらしい。そして、女帝エルノアのファン。
・彼ら以外にはほぼ間違いなく、無礼で外道で口の悪い青年。ただヴァイスはお気に入りで、彼(彼女)だけにはなんか優しい。ヴァイスもすなおに彼を慕っている。
特記:
・黒と銀とホネでキメてるGBオリキャラ。勇者一行にあんでっどをけしかけるために登場したヒト(爆)
・エルヴィンくんに変な魔法かけたのはこいつ。あるちゃんにかけたのもこいつなんじゃなかろーか。そんな気がする。
・なぞのどりーまーもーど。アトリエシリーズやってるときのらいたーもときどきなる。でも、ルディアさんはなんないらしい。はて。


グラントス・ダイン ――“大地将軍”
プレアディス人 男性 42歳
属性:地N
呼び名・愛称:グラントス、閣下(目上が女帝とセシルくらいしかいないため、ほとんどこちら)
出身:セイラムの街
 帝国の四魔将軍のひとり。
 四人の中では最も年長であり、まとめ役である。
 寡黙な男で、めったに自分の心情を明らかにしない。やや堅物のきらいがある。
 怪力が自慢だが非常に不器用である。
動向:
・ひそかにラゼルの亡命を手助けしてくれた、先達にして恩人。ラゼルの父上とはお友達。
・どんなルートでも彼は、ずっと大地将軍として職責をまっとうする。そうとしか書きようがない。
特記:
・彼だけは同僚三名と違い、グラスター侵攻前からこの職に就いていた。


クリスティナ・メルティ ――“シスター”→“地の魔戦士”
グラスター人 女性 19歳
属性:大地L
呼び名・愛称:クリス、ティナ
出身:クレスタの街
 カルア島の志願兵のひとり。
 故郷クレスタの学校で学びつつ教会にも通っていたが、卒業後は本格的に教会に籍をおき、修行を開始。ときどき仲間たちの自警団活動の手伝いもしていた。
 非常な怪力だが、少女時代にあやまって家族を負傷させてしまったことから、極端に自分をおさえるようになっていた。もともとはすぎるほど活発で、天真爛漫。
動向:
・他の志願兵たちとはクラスメイト。一番仲がよいのはアリサ。
・彼女だけもともとは騎士団メンバーじゃなかった。『勇者軍』(or『皇女軍』)結成のさい、志願兵となった仲間たちを守るため自らも志願したとき、ルティアのはからいで仲間と同じ、カルア城騎士団員の資格を与えられたクレリックである。
・その後、曲折(てかカリアドラードでの友情イベント)を経て、トラウマから解放されて、ぶじ天真爛漫な自分と正常な視力を取り戻した…がこのイベントはGB版でしか見られない幻のイベントである。
・でも、彼女はきっちりはじけている(笑)
特記:
・彼女の近眼は、自分を抑えなきゃ、という過度の緊張からくる心理的要因によるもの。お父様は彼女が自分で乗り越えることを願っていたが、せめてそのたすけにと、メガネをお守りに差し上げた。それはほとんど度が入っていないものだったが、それをかけている間は彼女の視力は元に戻っていた。
・メガネはクラスチェンジした後も大事な宝物にしてトレードマーク。うっかりそれを壊しちゃった不運な奴は、地獄を見ること間違いなし。
・ちなみに月夜の庭園でうっかりカブトを(素手で。)叩き割って、もとい、ひしゃげさせているのは彼女である。
・いしゅたる様らぶらぶ娘その1。ガジェスにもうるうる。みーはーの筆頭をなすお方。
・なんか、使用前使用後(笑)で最もはじけたおぜうさんであったりした。


クリステラ・フォン・レンブラント
プレアディス人 女性 26歳
属性:炎C
 帝国によるグラスター侵攻のさい、志願兵部隊の分隊を率いた女魔術師。
 出身はプレアディス中流貴族の分家で、次期女当主である。
 学院卒業後、実家で荘園管理の仕事をしていたが、グラスター侵攻のさい志願兵として一族郎党を率い参戦。下士官として魔法使いとしてそこそこの戦果を上げた。
 帝国軍が王都エレインを掌握した後、旧王立アカデミーに入学。同級生となった旧王族イシュタルの暗殺をもくろむが、すべては密かに想いを寄せる皇太子クラウスの目に留まりたい、との乙女心からであった。
 茜色の巻き毛、愛用のせんすを広げて行う気持ちよさそうな高笑いが目立つ、派手で華やかな印象の美女。
 広く様々な魔法を使いこなし、談話も得意。
動向:
・とりあえず、まずはイシュタル暗殺をもくろむ。
・『正伝』では暗殺が成功。しかし望んだ結果は得られず、エレインが王国勢に奪回されるのを機に、失意のうちに帰国。ふつーの1貴族として過ごす。ってか名前も出ません。
・『外典』では基本的に失敗。でもそのおかげで、イシュタルとも和解、歴史に名を残す女傑(ってかレギュラー)として立身、展開によっては恋までかなう。
・クラウスらぶらぶ。でも、隠しでしかその恋は実らない。ただし失恋した場合でもウェンディがいる。さらに隠し(?)でフィリスとらぶらぶ。
・超カオス同士でアイリン様と仲いい。でもイシュタル様も大好きのようだ。
特記:
・アイリスのもとクラスメート。つねに慇懃無礼に距離をおきあう間柄だった。
・妹はクレアという。アイリスと同じ水だが、仲は(姉と違い)あからさまに悪かった。
・クリステラとクレアはまあ仲良かった。一緒に暮らしてなかったけど。
・派手だけど、地味なシゴトも責任感もってきっちりこなす。恋とシゴトに生きる女性。

クレア・ジーニアス ――“魔法学生”
グラスター人 女性 20歳
属性:風N
出身:カリアドラード海地方
ごくふつうの家庭に生を受けたふつうの女の子。
魔法の素質があり、成績も優秀で、勉強も好きだったため、アカデミーに入学。魔法学を学んでいた。
動向:
・カリアドラード海地方が解放されたとき、アイリンの記念講演を聞きにきた。
・Gルートだとアイリスに人質にされるが、その後の様子がただ事じゃない。
・しかしPルートだとそのままふつーに…というか登場しない。はず。
特記:
・まったく、ホントの一般人。
・別の世界で似た名前で教会にいた彼女よりも一般人かもしれない。


クレシア・ディ・ヴァリー ――“学術士”
グラスター人 男性 27歳
属性:水L
出身:王都エレイン
 王立アカデミーでキルケゴール博士に師事していた青年。練金学分野における将来有望な弟子のひとり。
 同博士が旅に出てからはアカデミーで研究を続けつつ、その帰りを待っていたのだが、婚約者ミリアが帝国兵と悶着を起こし謹慎しているという話を聞き、静養先のアシェスへとかけつけた。
 上流貴族の出身ながら、貴族としての気取りはまったくみられない。また、高い知性の裏側にまれにみるほどの純真さを秘めており、そのためにからかわれることもしばしばである。
動向:
・ミリアにひたすらふりまわされ、しかしひたすららぶらぶ。
・どのルートでも、彼女の実家? で彼女の世話を焼きつつ研究してた。
・Gルートの場合、ロウルート系でだけ仲間になる。
・Pルートの場合、例によってなし崩し的に仲間に加わっている。彼の真価はここで発揮されるという説もある。
特記:
・さわやかでまともで、常にくーるな知性派。若くして卓越した頭脳をもつブレーン。…なんですけどねぇ。
・初期の初期の設定ではビックとも幼なじみで、しょっちゅう遊ばれていた。しかも(早く仲間になったのが災いして?)ことあるごとにモメていた。その当時に比べると、待遇がややマシになったようだ。


グレン・ゲンム(幻夢) ――“流れ者”
ジャポネス人 男性 28歳
属性:炎C
出身:ジャポネス
 極東の島ジャポネスの出身で、東方剣術の使い手である剣士。自分の許婚を乱暴し斬り殺した敵を追ってエトランド大陸に渡った。普段は無口で復讐にしか興味を示さないが、根は穏やかな青年である。
動向:
・Gルートだと、ロウルートで仲間になる。っていうかヒデさんがナンパする(違)
・Pルートだと、ほとんどでてこない。ただしとある特殊なエンディングでは、三戦士のほかのふたりとまとめて仲間に加わっているらしい。
・仲間になった場合…常にカタキを探している。ゆえあって終盤でそれは終わるが、抜け殻にはならず、ぱわーあっぷして勇者に恩返ししてくれる。
特記:
・彼にはよく桜のもちーふが使われます。びっくりするほど綺麗なヒトなんです。モデルがモデルですんでねぇ。
・“綺麗”という表現はあえてなるべく避けてます。それくらい神秘的な美しさがあるってことで。


コルダーヌ ――“聖杯”
アーティファクト 女性 年齢不詳(100歳くらい?)
属性:聖
呼び名・愛称:コリー(ゼルじいさん)、コルン(神器たちとか)
出身(身分):匠の里(超重要アイテム)
 一見するとかざりのない、しかし月光色の肌と曲線が美しい杯。
 その実態は、死者を蘇らせるほどの生命力や、魔を払うほどの清めのチカラを豊かに無尽蔵にあふれさせる、究極の『恵みの杯』。
 大魔王ドノンによる暗黒時代の直前、とある匠により作り出されるが、彼女は早口で捲し立てるばかりで、誰ともまともに会話をしようとしなかった。そのため、アイテム狩りに来たドノンの手下もあきれはてて放置。ただの捨て切れないがらくたとして、倉庫の隅に眠っていた。
 後に三勇者が匠の元を訪れたときに、ポトウィンと運命の出会いを果たし、生まれて初めて心を開く。
 メルヘス建国後は、余人に奪われたり悪用されることがないよう、聖杯の聖騎士によって極秘裏に護られ、国内を放浪していた。
動向:
・ポトウィンらぶらぶ。彼女だけは、彼ゆかりの人とかも出てないんで気の毒。
・ユルムグンドとはいつもぎゃーぎゃーやりあっているが、実はらぶらぶ。
・『正伝』でも『外典』でもメルヘスにて勇者の仲間に。
・で、いつのまにやらサティとタッグくんでたりする。
特記:
・公式には完璧に聖女を演じるが、私的には壊れ系ボクっ子。しかもとんでもなく早口。あの口達者なユルムグンドすらかるく凌駕する。
・名前はコルドロンもしくはコルダーン(の大釜)より。
・ユルムグンドより頑丈なのは本当。