「G+P−RPG 人名辞典」
G+P−RPG 人名辞典
注:年齢は、正史での『勇者軍』蜂起時のものである
(は)
ヴァイス(・チェスティン) ――“副官”
プレアディス人 年齢不詳(17-8)
出身:帝都アルシェス
属性:いろいろ
竜の島の勇者にうりふたつの皇太子副官。
性別・属性・名前・クラスはプレイヤー次第。
どれもつねに勇者の逆だが、同等のポテンシャルを秘めた存在である。
セシルが見出し、育てた子供ということで登場するが、のちに正式にチェスティン家に迎えられる。
動向:
・外典おんりーキャラ。彼又は彼女がいることで歴史は変わる。
・無口無機質なようだが、だんだん健気可憐系に成長。
・皇太子副官としてつれてこられ、徐々に仲良くなる。女性だと恋仲になることもあるが、常にひたむきな忠節は変わらない。
・セシル様大好き。でも皇子はそれよりもう少し好き。
・レイシア(グラン)とも仲良くなる。
特記:
・皇子がきっつい性格だと無言で怯え、それでも慕わしげ。オトコであっても可憐。
・見た目年齢がだんだん下がってる(爆)…まあ、一種の成長の証ですな。表情が増えて印象が若返ったということで。
ハバリアス・ジュネースト ――“司教”
プレアディス人 男性 55歳
出身:帝都アルシェス
属性:風L
カリアドラード海地方を支配する派遣領主。当地のどこかにある、聖剣ユルムグンドの捜索も兼ねている。
帝国中央の教会組織では、トップの1人に数えられる高位の聖職者。
しかし金銭欲から領地に重税を課しているため、人民から憎まれている。
動向:
・どちらでも、とりあえずカリアドラードに派遣される。
・で、正伝系では(バラエティ豊かに…)倒される。外典系では結局うやむやに国にかえったよーな。
特記:
・つまり“亡者コンビ(専門用語)”のいまひとり、らどりんとは逆の活躍傾向である。
・用語解説…彼は金の亡者、ラドリアムは権力の亡者。よって亡者コンビ。作中でのからみはぜんぜんないけど。
ハープ・ハインライン ――“歌姫”
グラスター人 女性 25歳
出身:バラント鉱山地方バルトロミューの街
属性:風N
バルトロミュー近辺で人気の、可憐な歌姫。町長シエラの親友にして相談役でもある。
ややエキセントリックな彼女を補佐して常に冷静に住民たちを守り導き、若いながらも人望は厚い。
歌姫ヴィオレッタの実の娘であると同時にリュラの義理の姉。リュラとともに一時期、旧王立アカデミーの聖歌隊に属していたことがあり、アイリンらとも親交があった。
動向:
・バルトロミューで、リュラのお姉さんとして出てくる。
・シエラが旅立った後、町長代理として街を切り盛りしていた。よって、シエラエンドでも登場。
特記:
・ヴィオ様はずっと王都エレインにいたように思われがちだが、出産のさいはバルトロミューの実家にもどっている。よって、ハープ姉さんの出身はバルトロミュー。
・いっっちばん最初の設定では『力なきわたしでも、平和のためになにかできるでしょうか?』という問いを勇者に投げかける(当然、これへのヘンジでルートとか変わる。)一介の歌姫だった。
・可憐だが、それなり身体は鍛えている。歌姫は体力が資本だし、危険な目に遭うこともないではないので。特に彼女一家は要人だし。でもそうは見えないところがプロ?
・ちなみに姉妹の仲はいい。
バルサス ――“飛竜”
飛竜 男性 22歳
出身:カルア城
属性:炎N
タキトゥスの子飼いの飛竜の一頭。青緑の体色と、なによりタキトゥスを乗せていることが多いのが特徴。
無口で穏和で、非常にタキトゥスに従順である。
動向:
・ずっとタキトゥスと一緒。
特記:
・タキトゥス13歳のころの子供…てかどらごん。
・正確には、ドラゴンと飛竜は違うイキモノだけど…。なにより飛竜は全員火属性。よってブレスが全員ファイヤー。
・無口なため、姉貴分べるしーとの仲はナゾにつつまれている。らぶらぶではないが、ケンアクでもなさそうだ。まさか、ふたりともたっきーしか眼中にない?! ありうる…。
・この世界の魔獣は精神感応で(身近な)人間とハナシをします。てか、それができる獣が魔獣といわれます。でも彼は無口。否、彼も無口。
パルディン・カルゴ ――“郷士”
ミドガル人 男性 享年59歳
出身:ミドガル共和国首都メルガ
属性:?
もとは帝国の拡大政策のころ、ミドガル国内で(当時多数発生した)私兵集団のひとつを率いていた男。
あるとき彼の前にあらわれた“謎の吟遊詩人”の、そしてその後ろにある謎の勢力の助力により、それまで中の下ランクでしかなかったその集団は、瞬く間に国内最大の勢力へと成長。彼はその武力を背景に議会(の開会・閉会)に干渉、事実上独裁制を行った。
しかし彼自身の性格からか外交姿勢は軟弱といわれる。軍事国家として台頭する帝国に対し、みずから属国になることを申し出たためである。
なおこれが受け入れられた直後、彼は反対派により暗殺された。
彼のもとに集まった権力と組織は、そっくり後任の帝国派遣領主(モルドゥ)に引き継がれ、ミドガルは完全に帝国の支配下に入った。
動向:
・死亡しているのででてこない。セシルのハナシに…も、あんまりはっきりでていない。歴史的にはキーパーソンなのに。
特記:
・国内勢力を束ねて差し出すために独裁者にしたてあげられた…といって差し支えない男。
・それをさせた“謎の吟遊詩人”というのはそう、大領主候補生であったセシルその人。
・軟弱ゆえに、武力を振るって相手を潰すときは一気に徹底してやるし、けど降伏されたらまあ許さずにいられないし、かないそうもない相手にはあっさり降伏。そんなトコから選ばれちまったシンデレラおやじ。
・影に日向に余分なくらい助力され、それによって不相応なほどの速さで上り詰めれば詰めるほど、セシルの怖さが身に染みてった。よって独裁者になった後、彼の正体を明かされ、帝国への服従を打診されたときには逆らえず。
・セシル的には、彼がいずれ暗殺されることはわかってた。のでいっそ、それまでの様々な恨みを一身に引き受けてもらおう、いい後任もいるし、ということであえてやられるに任せたとこがある。
・…書きだしてみるとえらいどろどろなドラマだなマジ…。
・ちなみに、名字はイタリアふう。背景もちょっとマフィア風。
ヴィオレッタ・ハインライン ――“歌姫”
グラスター人 女性 49歳
出身:バラント鉱山地方バルトロミューの街
属性:水N
バルトロミューの一角にて、歌声料理店『ヴィオレッタの店』を構える女性。彼女自身も歌姫であり、豊かな情感をさまざまに歌い上げる魅力あふれる熟女。
若き町長シエラや相談役のハープらを陰ながら支えている、よき“街の影のドン”。
父親がアムラス王と親しかったため、幼時にシャンティア皇女の遊び相手として王宮に預けられたがそれ以来、一生を通じてシャンティアの腹心の友となった。
シャンティア戦死のさいには、遺言に基づいてリュラ王女の養母となった。
動向:
・バルトロミューで、ハープとリュラのお母さんとして出てくる。
・シエラエンドでもご登場。
特記:
・一度偽装出産のためバルトロミューに戻るが、その後しばらく(追手の目を欺くため)一家で王都にもどり、暮らしていた。
・その後ふたたびバルトロミューに戻り、お店を開く。
・美しい。でも、娘たちよりウデがたつです。逃げ足も速いです。強し。
ビクトリア・ウィンザート ――“風使い”“風魔士”“(風の)皇女”
グラスター人 女性 21歳
出身(身分):王都エレイン(王族・皇女)
属性:風N
グラスター“御四家”のひとつ、“風の”ウィンザート家の次期女当主。
グラスターの王位継承権を有する“皇女”のひとり。
“御四家襲撃”事件のさい近臣のユーミル老師に連れられ、密かにウインドウッドの森におちのびる。
幼年時代、そして少女時代は兄弟子ガジェスとともに、魔法や弓の腕を磨きながらつつがなく成長。
しかし魔力暴走事件(ユーミル老師が帝国兵に襲撃されたさい、師を守ろうとして魔力を暴走させ、ガジェス以外を皆殺しにしてしまった事件)以降、自らの魔力を極端に恐れ完全に封印してしまう。
同時に恐怖の記憶の源である“風の皇女としての自分”をも忌み嫌い、“皇女の影武者候補だった弓使いのビック”として、森の奥深く隠れ住むようになる。
その後セシルと出会い、故郷を守るためにと帝国の派遣領主となる。
動向:
・正伝系だと、バラントの天然野生児おおぐらいな弓使いとして登場。パターンどおり騙されていて、アイリンのカタキ呼ばわりしてくれるが、もちろん(説得成功すれば)仲間にできる。
・外典系だと、バラントのブアイソ極まるおおぐらいな弓使いとして登場。ある意味、売られてきて仲間になってしまう。なんとこっちのビックだとアイリンと友達でない。
・しかし仲間にすれば、皇女どもは勝手に仲良くなる。
・どっちにしてもセレスは彼女が大のお気に入りで、(スネて敵に回らない限り)餌付けに余念がない。
・動物系担当…?
特記:
・奴がお姉様にモテる? 理由は、ひとことでいうと母性本能を刺激されるから。
・野生児のためか、あらゆる動物に“同類”と思われるのはいいが、男性にもことごとく“同性”と思われる悲運の皇女。
・NのくせにCよりよっぽどL(…の、ガジェス以外の男性)と相性悪いよーな。なまじ正反対じゃないから被害が増すらしい。
・容姿年齢の低さはアイリン同様。ただしアイリンの場合は比較的すぐ誤解が解けるのに、ビックの場合は誤解だとも思ってもらえない。(←言動のせい…)
・いっちばんさいしょのせってーでは、戦乱終結後、政争に巻き込まれ壮絶な最期となる予定だった。
・しかしやるこたきっちりやっていた(爆)ようで、後世の剣豪にその血が引き継がれる…が、彼もまた政争で冤罪被り光を奪われ、当時の主人公と出会うとこでは追手に襲撃されて大ピンチだったり…マジよかったねビック一族、設定かわってな…。
・よって2でも夫妻でゲンキに登場(予定)。
ヒンデンブルグ・ワグナーレン ――“天空の”“竜騎士”
グラスター人(有翼人ハーフ) 男性 34歳
出身(身分):カリアドラード海地方ディエンの街(領主家の長男)
属性:風C
竜を連れず、みずからの翼で宙を舞う、珍しいスタイルの竜騎士。
遊撃戦法を得意とし、奔放で活発、集団に属するのはあまり好きではない。
有翼人とのハーフであるがために、人間による悪質な差別をうけることもしばしばであった彼は、成人するまでは人間を憎み、もっぱら有翼人と生活していた。
しかし窮地をキルケゴール博士の魔法で救われて以来、人間を信ずるようになる。
またこれが縁で騎士として王宮に出仕し、タキトゥスをはじめとする多くの友を得た。
その後、父であるディエン領主が帝国勢への降伏を考えていると知り帰郷するが、門前での帝国兵との小競り合いのさい、誤って許婚のアメリアを手にかけてしまう。
彼は戦意を喪失、それを契機に反対派勢力も勢いを失い街は帝国との戦いを免れたが、彼はひとり、己の罪の償いかたを探して放浪の旅に出た。
彼の見つけた答えは、それでも戦うこと――悲劇の源である帝国の暴力から、力持たぬ人々を救うこと。
彼の志は“反乱軍”として蜂起したタキトゥスとの再会で、打倒帝国のチカラへと昇華する。
動向:
・正伝系、外典系でもグラスターのレジスタンスにいる。
・3ロードのなかでも活発で、仲間たちのためにいろいろと動いてくれる『勇者軍』のよきアニキ。昔グレてたカオス系とは思えないほど…?
・カオスルートでは特に分かりやすく勇者をかわいがっている(…なついてる?)。
特記:
・タキトゥスとの出会いは武術大会。剣を交えて意気投合…いいなあ。漢の友情っす!
・ニーナさんの想いには、ホントにぜんぜん気づいてなかった。自分のこととなると朴念仁?
・いっちばん最初の設定では、何と今のたっきー様に近い御人だった。難民つれて山に入って隠れ里作って戦乱避けてるちょっとしにかるな文学青年系(戦いキライ)。
・でもめちゃくちゃ腕は立って、竜騎士としてのあまりに身軽なファイトで有翼人と間違われる。なおかつ、選択ルートの隠しロードでカレシ候補。おお、改めてみるとこっちもカッコいいなあ!
・その後、紆余曲折の末かのぷ〜(違)に。うーん、あの設定だと相棒たっきーと描き分けつかなかった(爆)もんなあ…これでホントによかったと思ってます、ハイ。
(そしてたっきー様はよりマニアック? に。今はもうどーやっても混乱しません)
ファルス・ドライダス ――“炎将軍”
プレアディス人 男性 29歳
出身:モードルの村
属性:炎N
帝国の四魔将軍のひとり。
非常な熱血漢で短気だが、剣の腕前は確か。
騎士道精神を重んじ、集団戦より一騎打ちを好む。
少年時代『俺より強い奴に会いに行く』ために故郷の村を飛び出した。
戦いのセンスと、人をひきつける魅力に天性のものがあった彼は、現場で戦績を上げるうちセシルの目にとまる。
その後、拡大策の推進にあわせて新たな炎将軍に抜擢された。
動向:
・どっちにしても、グラスター遠征で正規兵をひきいてやってくる。彼は戦士隊、アイリスは魔法隊担当で。
・でどっちも王都陥落後、余剰となったりした兵を率いて一旦プレアディスへ戻った。
・その後…正伝系では敵として登場。やりよーによっては一時捕虜にもできる。しかし再戦時サラディンの“はからい”で重傷を負わされ、犠牲者として生命を助けられる。
・外典系ではすとれーとに味方に。魔の山ダランまでちょっとご一緒できる。
特記:
・おっきくなったアレスとか、犬とかいろいろ言われているが、まあそんなカンジのおにーさん。
・四魔将軍のムードメーカーにして潤滑油。
・アイリスとはなんとなくイイカンジ。本人たちは必死で否定しているが。
フィリス・エモーラン ――“光天使”“天騎士”
天使(生前はグラスターのエルフ) 男性 29歳
出身:バラント鉱山地方 影の森
属性:大地L
天使の中でも長い活動経験を持つベテランだが、同時に大変珍しい経歴を有する人物でもある。
すなわち、長命のエルフであるにもかかわらず夭折した(故郷の森を護る戦いのさいの戦死)。
なおかつ、天使への転生を選んだ(エルフ族は通常、その長命さゆえか、死しても天使への転生を選ばず大地に還る)。
転生の理由は、帝国の手から、故郷の土地と民を守るため。
その強い意志と行動力、優れた能力と天使としての適性もあいまって、多くの戦績を上げ、昇進もめざましく早かった。
その裏返しか、年若いわりに頑固で無愛想、ときに高飛車な言動も見受けられるが、心根はむしろ暖かい青年である。
主のイシュタルには、主従をこえた感情を抱く。
動向:
・正伝系、外典系でもイシュタル様に仕えている。
・例え彼女が天使の光輪を失っても、ほかの皇子様とらぶらぶになっても、ぎゅっまでしてもなんにも気づいてもらえなくても、その献身は変わらない。
・勇者を迎えに来る。といってもそっちの意味ではない。
・いろんなとこでわりとおいしー役回りが多いが、外典でぼけぼけマスターロードを説得に来たばかりに被害に遭うことも。しかも各種バリエーションが…。
特記:
・正伝系では、イシュタル転生の直前には“次期天騎士候補”と目されていた。が彼女の抜擢に反対したのは、もちろんこれが理由でではない。彼が秘めた真情を吐露したとき、2人の間に絆が生まれる。
・外典系ではすんなり天騎士になっている。おかげで二つ名の表記に苦労した…。
・最初の設定では、カリアドラード城で登場(そう、そこにははじめイシュタル軍がいたのである)。
・しかしその時にはまだ、イシュタル様との間に微妙に緊張を残した(でもらぶらぶげ…)カンケイだった。
・タメ語混用もどきっとするを通り越してぎょっとする(ぷち無礼…)ほど多かった。おまけに、ちょっと抱き着き魔だった(勇者が被害に遭っていた)。
・なにげにえらそー。しかもときどき悪役入っている。おまけに美形で、実はお調子者のところもある。よって描いてて面白かった。
ヴィンセント・ノイエシュバイク ――“堕天使”
天使(堕天使) 男性 27歳
出身:天界
属性:暗黒C
もとは天界で生まれた生粋の天使。
しかし成長した彼は、倉庫番を騙して天界の武具を持ち出しては、地上で売りさばいて遊びまくる不良天使に。
度重なる盗みからやがて天使の輪を剥奪され、堕天使となっても別段気にせず、天界からの追手を身軽にかわし、地上で荒事屋稼業をしたり、色仕掛けでパトロンを調達したりと、好き放題に生きてきた。
性格は本人によれば『軽いノリのくせして卑怯で残酷で嘘つきで、金と楽しみのためならなんでもやる堕天使サマ』ということだが、実のところはそこまで悪くない。
動向:
・初登場はカリアドラード。正伝系で活躍。
・彼もまたぼけぼけ勇者の被害者。ザルダス砂漠上空にて…。
・フィリスの宿敵? で、天敵はビック。アークがお気に入りだが彼には嫌われる。なぜかガジェス(←白闘騎士なのに!)と意気投合。そしてセレスと恋に落ちる。
特記:
・最初、ただのちょっとゆかいなやられキャラだったはずが、押しの強さから準レギュラーにまでのし上がってしまうことも。おそるべし。
・『歩く無礼講』はクラウト、『空飛ぶ無礼講』は彼。作中でのからみはないが、漫才させたらユカイかも。
ブライアン・サスティン ――“紅蓮の”“騎士”
グラスター人 男性 26歳
出身:バラント鉱山地方バルトロミューの街
属性:炎L
旧王都付近を拠点とし、帝国軍や帝国軍に服する旧グラスターの人間に対してゲリラ活動を行っている極右過激派『紅の飛鳥』の過激派のリーダー。
故郷が町長シエラによって帝国軍に下ったことに激しく怒り、シエラと幾度となく武力行使も含めた衝突を繰り返している。
激情家かつ直情的でつねにテンションが高く、声も大きい。
真っ赤なマントがトレードマーク。
動向:
・正伝系の初登場シーンはシエラと争って(というかがなりあって)いる。
・しかしバルトロミューが焼き討ちにあったことを契機に、故郷を護れなかった自分たちを悔やみ、過激派としての活動をやめる。
・はっきり描かれてないけれど、シエラともそれがきっかけで和解した。
・外典系では、その大声でオトリ? の役を果たしたり…いつのまにやら過激派でない様子。まあ、そのへんで敵が変わったので、それででしょうな。
特記:
・正伝では、彼と同じ想いのものが多かったため『紅の飛鳥』は崩壊に限りなく近い解散を。剣を捨てなかった構成員のほとんどはエイハブの『紅の翼』に移籍した。
・超初期の展開での彼は、勇者のクビをはねたことも。えらいこっちゃ…
ブランシュ・ヴァイン ――“魔法使い”
グラスター人 男性 503歳
属性:地N
出身:カルア島
愛称:ブラン
魔法使いメールの義父にして師である人物。
まっ白な髪が目を引く、一見若いが年齢不詳(表向き)の魔法使い。
町外れに建つ魔法使いの塔に住み、ときおり町や城の人々の依頼を受けて暮らしている。
出身はヴァイン一族で、タキトゥスやルティアの先祖筋にあたる。
血筋の確かさと、明るく屈託のない人柄から、周囲の人々に愛されている。
動向:
・『正伝』系でちらっと話題が出る。(音痴だって…。)
・『外典』のひとりもの(男)エンディングにて話題が出てくるが、かなりのつわものぶりを発揮している。
・ボツになったエンディング(クリア後のオマケ文書でみれます)では、れぎゅらーなみの猛威を振るってめーちゃんを泣かせている(笑)。
特記:
・外典メールらぶエンド(女)にちょろっと登場のはずが、あんまり強力すぎたため没になってしまった不運な? 魔法使い。
・歌って踊れる魔法使いを目指しているがかなりの音痴。
・メールのおっしょさま。だが実のところ、彼とは同年代、同格の魔法使い(人間だけど)。マブダチであるメールの希望に協力してそんな演技をした。展開によっては幼いめーちゃんにちゃんとおとうさんしてくれているいいひと。
・でもオマケ文書などでのかっとびぶりを見るとそんなんふっとぶ。不運。
・『月の歌』をめーちゃんに教えたのは彼でなく、大魔王時代のお師匠。つまり別の人。
ブレヒト・ロンデルフィード ――“魔法使い”→“吸血鬼”
グラスター人 男性 19歳
属性:水C
出身(身分):クレスタの町(平民)
カルア島の港湾都市クレスタにて生を受けた。
幼い頃、海に落ちたところを美しい女性の大魔王に助けられ、以降少しでも彼女に近づくためにと魔導を志す。
クレスタの学校を卒業した後は、カルア城騎士団魔法隊に入隊したが、時勢柄レイオフ状態であり、仲間とともにクレスタの自警団に所属していた。
いつもフードをかぶり、暇さえあれば魔導書を読みふけっている魔法系一般兵。
言葉少なだが、その素顔は普通の若者のようである。
動向:
・『正伝』『外典』とも…蜂起後、仲間たちとともに志願して出撃部隊に入り、初期メンバーとしてともに旅立つ。所属が『勇者軍』か『皇女軍』かは展開による。
・ガッコやテリトリーが勇者たちと違ってたので面識なかった、らしい。
・旧版では、カリアドラードでのクラスチェンジイベントでシェラスへの想いを語り、吸血鬼にクラスチェンジ。
・いまは…はっきり書かれてないけどやっぱクラスチェンジしている。
・うまくやるとエンディングにて、シェラスを追って魔界にきた彼が見られる。
特記:
・魔法系。でも海を友として育った普通のカルア島民なので、それなりたくましい。
・魔法使い時代の戦いぶりはふつーだったが、吸血鬼になってからはハイテンション。バラとか投げてるらしい…
・やっぱり、キルケ博士とかがいるなかで水の魔法使いやってくのはツラかったのか? いいえ、本人は吸血鬼になることでアタマがいっぱいでそんなんゼンゼン気にしてませんでした。
・いつもフードをかぶってるのは、フードがすきだから。魔法の勉強それ自体も好きでいつもやってる。海はおちたけど別に嫌いになってない。背景のわりに意外とのんびりおっとりまいぺーす。
・うなずくとき、こくこくっと2回うなずくとこが最大のチャームポイント。
ベルサリア ――“飛竜”“竜使い”
飛竜 女性 25歳
出身:カルア城
属性:炎N
タキトゥスの子飼いの飛竜の一頭。
大変珍しい桃色の体色をもち、その美しさは有名。
主にして養育者のタキトゥスをいたく慕っているが、彼以外の人間には心を開かない。
それは生まれて間もない頃、人間の密猟者に母竜を殺されて自分はさらわれかけ、間一髪でタキトゥスに救われたため。
彼女は彼に引き取られ、大切に養育された。人と交わることの苦手な彼は彼女を一番の友とし、彼女もまたつねに彼に付いていった。
やがて彼女は種を越えた愛情を抱き、タキトゥスの恋人として人間の若く美しい女性に転生することを日々夢見るようになる。
動向:
・ずっとタキトゥスと一緒。落ち込む彼をそのぬくもりで慰めたりもする。
・そしてかならずらぶらぶに。実は描かれてなくても、ばっちり転生してらぶらぶになっている。そして2へ…
特記:
・タキトゥス11歳のころの子供、てか飛竜。
・11歳の少年がごっつい(だろう)密猟者(たぶん複数)を撃退できるのか?? いやマジできちゃったんです。理由は彼がホントに強かったのと、彼が領主の息子だってわかったから。
・悲しい事件から心を閉ざしていても、なんとなく無口でも、気はまったく弱くない。らいばる? の“ヌシ”に思っきしにらみきかせてるし。強し。
・人間に転生後は、あどけない系の美貌と超ないすばでぃ(←G−RPG3大ぐらまーと称される)をあわせもつ、もういっそハンザイ的っていうかたきとぅすさまうらやまし〜な美女。ちなみに装備はぴんくでやっぱり目立つという設定。
・タキトゥスも、種をこえた愛情を抱いていたらしい。よかったね、転生できて。
ベロス・アナタロス ――“影の”
ザルダス人 男性 24歳
出身:ザルダス砂漠地方アーカイの砦
属性:?
ザルダスの全暗殺者の長『アナタロス』の名を持つ男性。
本来は影で王政を支え、表舞台には出ない一族の出身だが、政治的野心を抱いた彼はみずから帝国の手を取り、故郷の領主となった。
領地では非情な領主として恐れられている。
動向:
・正伝系では敵として登場。終始お面をつけてるので素顔はわからないまま…絵ないけど…。
・サライのことでアークと仲たがいし、そんなときにアークの失敗からだけどクビにしちゃったもんだからマジ恨み買って寝返られて倒された…というと何だが、そんな感じのバックグラウンド。
・外典系ではなんと、味方ゲストとして登場。さわやかな上なんだか微妙にかわいい。お面も取っているところを拝める…絵ないけど…
・こっちではサライ健在のためか、アークとも仲良しのまま。てか、仲がよすぎるほどである。
特記:
・サライという女性と深い関わりがある。一説には、実の母子では、とも。とりあえず、幼少時に養育係だったことは確か。
・アークは部下だが、子供の頃は兄弟分として育った。サライの他には唯一の、心を許せる相手。
ポトウィン・フィリナシース ――“法王”
メルヘス人 男性 享年62歳
出身:ミズール地方のどこか(詳細不明)
属性:聖L
3勇者の1人。手にした武具が聖杯であったため、“聖杯の勇者”と称された。
他の二名の勇者同様、彼も故郷の地にかえり国(宗教国家メルヘス)を興した。
非常に徳が高く、人格的にも優れる彼は、聖職者としては万民の敬愛を集めた。
しかしその裏返しか政治的手腕には今ひとつ欠け、在位中にすでにいくつかの内部紛争が起き、国家は分裂の兆しをみせはじめていた。
動向:
・もちろん登場してない。コルダーヌにらぶらぶ〜に語られるくらい。
特記:
・いい人だったようだが、どうも優しすぎるとこがあだとなったっぽい。サイバーは必要ならばばっさりクールに切りすてられるし、アムラスも優しいけれど、必要ならば正面から戦うこともできた。残念なことである。
・ほかふたりより早く死亡したのもそのせい? あ、サイバーとは享年3歳しかちがわないか…
・彼くらい徳が高かったら天界に迎えられてそうだが、詳細は不明。