『G/P−RPG』背景・伝説     

『G/P−RPG』背景・伝説


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 〜歴史・伝承〜 創世三大文明3勇者

 〜背景・事物〜 神の体系魔法の変遷魔法いろいろ
※ 三勇者、三神器の詳細については人名辞典をご参照下さい




創世

『魔力に満ちた虚空にいつしか4大の(火土風水)精霊が生まれ、それらの相互作用で世界ができた』というものがほとんど定説。
これはエトランド最初の信仰が発生したとき――精霊信仰時代、精霊王より伝えられたもの。

現在(もちろん邪神の信徒以外にとって、だが)最高神である“聖神”は、AD0年に聖アガタイが地上の者たちの“正のチカラ”を結集して誕生させた存在であり、創造主とは明らかに異なる。
だが『ある神様がその力で世界を作ったんだけど、その後しばらく眠りについていた。で、聖アガタイの祈りを受けてその神様が復活、いまの“聖神”となった』という解釈もある。
もちろんそれを主張するものは、『創造主の力が虚空に4つの(火土風水)精霊を生じさせ、それらの相互作用で世界ができるようしむけた』と創世を神話として語る。

…ちなみに聖神には聖アガタイによる誕生以前の記憶はないっぽく、創世時代そーだったんですかっとインタビューされてもにこにこ笑うだけらしい。




三大文明

グラシャス河文明、プラティス河文明、ミズール河文明、のこと。
つまりは大陸を流れる3つの大河のほとりに、それぞれでっかい集落ができて(中略)発展しましたってコト。
それぞれのちのグラスター、プレアディス、メルヘスの基礎となる。
そう、その当時は、のちのプレアディス近辺もそんなには寒くなかったのである。
(ドノンがわざと強引にダラン山にゲートを繋げたせいで、大陸の一部や地軸が動いてしまってから雪国になった…)




3勇者

3勇者とは、聖剣の勇者アムラス、聖典の勇者サイバー、聖杯の勇者ポトウィンの3人のこと。
それぞれ勇敢な剣士、クールな魔法使い、心優しき僧侶。
性格、背景は3者3様だが、大魔王ドノンのむちゃくちゃに故郷を荒らされ怒る気持ちと、それをもって目の前の魔物を打ち倒せるだけの実力は共通していた。
悪の根源たるドノンの城を求め、また人々を苦しめる魔物やその手先を倒して、3人はいつしか出会い、大陸中を旅する。

ドノン城を突き止め、その近くまで迫った3勇者は、刺客として放たれた“ドノンの影”に苦戦し、人間と大魔王との絶対的な力の差を痛感。
それを補うために、とある名匠をたずね『3神器の試練』を受けた。
その実態は『超強力だが、超いわくつき(性格に難あり)』ゆえにドノンの手下に壊されず、残っていた3つの“生きているアイテム”――のちの3神器をヤル気にさせるため、それぞれ説得したということである。
もちろんこれは成功、3つのアイテムはそれぞれの勇者のパートナーとなる。
3神器を手に勇者たちは見事にドノンを打ち倒し、覚醒しかけていた邪神を封印することにも成功した。

その後彼らはそれぞれの故郷に戻り、国を作って秩序を構築、荒れた土地を復興させた(メルヘス国も、復興段階ではうまくいっていたのである…)。

なお3勇者のパーティーには、ゲストとして“深森の”エルリック(当時は血気盛ん)が加わったことがある。
大魔王メールは元老院メンバーとしては中立の立場をとりつつも、好奇心から“謎の魔法戦士・水刃のメール”として(当時は戦士系)パーティーにちょっかいかけていた。





〜背景・事物〜


神の体系

世界の成立当初、存在していたのは秩序三神と四大精霊である。
しかし認識され、信仰されていたのは四大精霊と“三日月の女神”のグループに属する幾ばくかの神(美の女神、幸運の女神など)のみであった。

秩序三神
こーどねーむ※   司るもの
“法理神”……………物理等、世界法則全般。ロウ〜ニュートラル
“三日月の女神”……意志、願い、魔法、奇跡。カオス〜ニュートラル
“自由神”……………自由。ニュートラル?


紀元0年に悪意の申し子である邪神と、善意の申し子である聖神が作り出される。
邪神は覚醒直前に封印され、聖神が暗黒時代の邪気を払拭した。
聖神はそして四大精霊の王と結び、4柱の神(四大神)を作り出すことで具体的な職能を司らせた。

四大神
精霊 発生した神  職能

+風…“天帝”………正義と理想、天空(天候にかかわるもの)と光
+火…“炎戦神”……活力と活気(生命と戦い)、炎
+水…“智流神”……智恵と技術、水や風
+土…“大地母神”…慈愛と実り、大地(土石や植物も)

これは聖神が純粋な“正のチカラと想念”(のみ)の存在であり、そのままでは複雑な俗世の事物に具体的に効果的に関わることができないためである。

※こーどねーむ 神の名前には“”がついているが、これはそれが肩書き、二つ名、職能上の名前であることを示している。
この世界の神々には職能を司る“仕事人”としての部分と、らいばると口喧嘩したりお気に入りをさりげにひいきしちゃったりする“個人”としての部分がある。
“聖神”とその“配偶者”“子供たち”にそうした部分があるのは、“聖神”が生きとし生けるものの“善意”=“人間性”(の一部)により生み出された存在である以上宿命的なものである。
(同じ理由で、邪神も個人的な側面がある)

秩序三神は“聖神”以降に同定された=そのときすでに個人的な側面を有していたため、やっぱり名前に“”がついている。
ただ、性格上“法理神”はそれでもシゴト一辺倒、“自由神”は自由気ままの独立独歩で個人的な側面が知られることはほとんどない。
そして“三日月の女神”はもともと(“聖神”以前)からあんなふうに奔放で活発(笑)、個人性丸出しであったりする。



魔法の変遷

そもそも、魔法が人間に使われるようになったのは、紀元前5000〜2500くらいの時代である。
偶然素質のある人間が精霊のチカラを使うようになったのがきっかけ。
(これにより精霊信仰が始まる…)
使用者個人、もしくは村落単位のものは別として、共通の体系といったものは特に存在していない。

暗黒時代の終わりに“邪神”“聖神”が誕生して後、魔法には新たな要素が付け加わることになる。
すなわち、“邪”と“聖”である。
また“聖神”と“精霊王”の子である“4大神”の誕生により…
まず従来の精霊魔法に加え、より概念的な(魔法的な)魔法が体系的に確立する(※1)。いわゆる“元素を使った攻撃魔法”(ファイヤーボールとか)についても“4大神”の介在により、呪文が精霊語でなくてもよくなるなど、扱いがかなり楽になった(※2)。

※1 “天帝”…清めや回復といった修復系、“炎戦神”…腑活・強化系、“智流神”…移動や再現といった操作系、“大地母神”…癒し・防御の緩和系が性格上、得意。

※2 それまでの精霊魔法では、術のコントロールは術者のその時点の個人的裁量に全てかかってきていたが“4大神”との契約により、共通する術式の部分を自動化、大幅に省力化するということも後に行われた。このプロジェクトは魔法博士となったペルグスが主導した。


エトランド大陸全土の魔法を研究比較し、共通の体系の確立を行ったのはグラスター王立アカデミーのペルグス。彼はこの功績で初代魔法博士となる。

ペルグスの一番弟子であるキルケゴールはそれを更に発展させ、合成魔法の理論を編み出す(彼はこれにより2代目魔法博士の称号を得た)。
ただしこれの実用化には、他の多くの研究者も関与したが、数年間かかっている。
またその使用にはかなり高い能力が必要とされ、エトランド戦役時代においてそれを行使できた術者はとうのキルケゴール、そしてアイリンしか確認されていない。

キルケゴールの弟子のひとり、アイリンは雨と太陽のエネルギーを融合させる合成魔法の発展形“虹魔法”の理論を編み出し、3代目魔法博士の称号を得る。
さらにその数年後、彼女はみずからその実用化に成功し“賢者”と称されるようになる。
“虹魔法”もまた極めて高い能力が求められる魔法で、エトランド戦役時代においては、アイリン以外にこれを行使できた術者は確認されていない。



魔法いろいろ

様々ある魔法のなかで、ペルグス以前に体系が成立していた魔法もある。

・『カイザーユノム』
究極の攻撃魔法と称される。
これは“聖剣の勇者”アムラスが夢想界への冒険を行ったさい手に入れ、人間界にもたらしたもの。媒体は夢想界の品である戦冠ドリームクラウン。

・『竜言語魔法』
竜のふるさと竜仙境で確立し、放棄された魔法の体系。
通常の言語と違い、情景を精神の内部のみならず、外部にも(つまり現実の世界にも)再生するという強力極まる言語セット。
つまり『アイリン! 寝言でアニヒレーション唱えるんじゃありません!!』っが(竜仙境内では)冗談ごとじゃなく起こるシロモノ。
感情のエネルギーが直接の燃料なのは、ふつーのコトバといっしょ。
人間にとっては発動条件が高いため、安心して習得できる(?)。
ただし、専用の巻物(スクロール)が媒体として必要になっており、しかもそれは“竜の巫女”により封印され、彼女に事情を納得してもらえないと貸してもらえない。
エトランド戦役においては『アニヒレーション<炎雨>』『自己犠牲』が記録されている。

・『古代語魔法』
いわゆる古代上位語というもの。ただし、魔界のものである。
大魔王ドノンの時代、魔界の者によってもたらされた。
使用条件が高く、存在は(少なくともエトランドでは)一部の関係者にしか知られていない。
エトランド戦役においてはメールの『メガ・イーチァ<氷呪>』シェラスの『メガ・フラーマ<炎呪>』が記録されている。

・『森精古語魔法』
森の精霊の言葉。古(エンシェント)エルフなどが用いていた。
エルフの血を引くものが力を込めて発したときのみ、呪文としての効力を発する。
確立されているものは眠りや回復、防御、浄化といった“平和的”な物が多い。